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コラム
アドラー流子育て
2022年8月23日
どこでそんな言葉覚えてきたの?と思うことがだんだん増えてきた小学2年生の息子。
そんな息子に、3歳の頃からアドラー流で関わっているんですが、
その効果がハッキリとわかる点が、自己決定性です。
息子は、「駄々をこねる」というのを一度もしたことがありません。
すべて自分で決めているので、駄々をこねることがありません。
少し前のことですが、「母の日」イベントを自分で企画していました。
メッセージカード、お手伝い券、手作りケーキのプレゼントを決めて、私にも協力するように言ってきました。
どの部分を手伝ってほしいのかも、明確にしてくれます。
で、5月8日当日に向けて準備していたんですが、
数日前に、親戚からプロバスケの試合観戦のお誘いを受けました。
うちの息子はバスケが好きで、地元京都のプロバスケチームの応援に時々連れて行ってもらっています。
その試合が、たまたま母の日当日にあり、誘われて、行くと返事したそうです。
完全にダブルブッキング。
ケーキ作りもしたいし、バスケの試合も観に行きたい。
それでも、自分で解決策を提案してきます。
ケーキを前日に作っておくのはどうか?
試合観戦から帰ってきてからならどうか?
私が当日仕事が入っているなどの事情もあり、どれも解決にならない。
そんな時でも、無茶を言ったり、泣いたり怒ったりしない。
最終結論は、
メッセージカードとお手伝い券は母の日当日に渡し、
ケーキは翌週の日曜日にサプライズで作る、ということに決定。
私は、基本的に、息子の言うことにジャッジをしません。
それをしたらどんな結果が想定されるのか、
選択肢がある場合、それぞれの選択肢のメリットやデメリットなどを、私が想像できる範囲で伝えます。
または、息子にとって、おとうさんにとって、おかあさんにとってどうなのか、なども必要であれば付け加えます。
その上で、どうするかを自分で決めてもらいます。
なので、どんな選択であれ、自分で納得して、気持ちよくそれに取り組んでいますし、
それによって発生するデメリットも、ちゃんと受け入れています。
たまに、テレビを観ながら上の空で返事をしたせいで、
「聞いてない」と言い出すことはありますが・・・
アドラーの勇気づけや共同体感覚が、成長過程にどの程度影響しているかわかりませんが、
確実に自己決定性は身についているように感じます。
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