アドラー流子育て

太田英樹

太田英樹

テーマ:コーチングコミュニケーション

どこでそんな言葉覚えてきたの?と思うことがだんだん増えてきた小学2年生の息子。

そんな息子に、3歳の頃からアドラー流で関わっているんですが、
その効果がハッキリとわかる点が、自己決定性です。

息子は、「駄々をこねる」というのを一度もしたことがありません。

すべて自分で決めているので、駄々をこねることがありません。

少し前のことですが、「母の日」イベントを自分で企画していました。

メッセージカード、お手伝い券、手作りケーキのプレゼントを決めて、私にも協力するように言ってきました。

どの部分を手伝ってほしいのかも、明確にしてくれます。

で、5月8日当日に向けて準備していたんですが、

数日前に、親戚からプロバスケの試合観戦のお誘いを受けました。

うちの息子はバスケが好きで、地元京都のプロバスケチームの応援に時々連れて行ってもらっています。

その試合が、たまたま母の日当日にあり、誘われて、行くと返事したそうです。

完全にダブルブッキング。

ケーキ作りもしたいし、バスケの試合も観に行きたい。

それでも、自分で解決策を提案してきます。

ケーキを前日に作っておくのはどうか?

試合観戦から帰ってきてからならどうか?

私が当日仕事が入っているなどの事情もあり、どれも解決にならない。

そんな時でも、無茶を言ったり、泣いたり怒ったりしない。

最終結論は、
メッセージカードとお手伝い券は母の日当日に渡し、
ケーキは翌週の日曜日にサプライズで作る、ということに決定。

私は、基本的に、息子の言うことにジャッジをしません。

それをしたらどんな結果が想定されるのか、
選択肢がある場合、それぞれの選択肢のメリットやデメリットなどを、私が想像できる範囲で伝えます。

または、息子にとって、おとうさんにとって、おかあさんにとってどうなのか、なども必要であれば付け加えます。

その上で、どうするかを自分で決めてもらいます。

なので、どんな選択であれ、自分で納得して、気持ちよくそれに取り組んでいますし、
それによって発生するデメリットも、ちゃんと受け入れています。

たまに、テレビを観ながら上の空で返事をしたせいで、
「聞いてない」と言い出すことはありますが・・・

アドラーの勇気づけや共同体感覚が、成長過程にどの程度影響しているかわかりませんが、
確実に自己決定性は身についているように感じます。

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太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護・福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチング研修により、社内コミュニケーションを円滑化のみならず、人材定着率や利用者満足度を高め、事業の成長につなげます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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