やってしまいがちな「〇〇泥棒」

太田英樹

太田英樹

テーマ:コーチングコミュニケーション

少し前に、息子と映画「名探偵コナン」を観に行ってきました。

本編が始まる前に、お約束の
「映画泥棒」くんのCM

映画泥棒はしないですが、私たちがよくやってしまうのが、
「話泥棒」

A「ちょっと聞いて!昨日◯◯があってさぁ・・・」

B「え?ホント?私もこのあいだ◯◯があって、それでさぁ」

って、Aさんが話そうとしたのに、Bさんが話してしまう。

これを、話泥棒、といいます。

この例は雑談ですが、会議、面談、商談、あらゆる場面で起こりがちです。

Bさんの話泥棒によって、Aさんに何が起こるか?

「消化不良」です。

聴いてほしかったのに、自分が聴くハメになり、結局自分の話は聴いてもらえない。

こうなると、「不信感」、「ストレス」、「諦め」、いろんなものが発生します。

なので、徹底的に聴く、これがとても重要です。

と言いながら、私もたまにやってしまいます。

映画を観る前に、ショッピングモールでお昼ご飯を食べようということになり、
何が食べたい?と息子に聴くと、
「マクドが見えた」と答える息子。

私は瞬間的に、「またマクド?お父さんはご飯が食べたい」と返してしまった。

まだ、息子は「食べたい」と言ったわけでもなく、「お店が見えた」と言っただけなのに。

次の瞬間、「やっちまったー」と思い、
「食べたいの?」とたずねると、
「ハッピーセット」だとか「おもちゃ」だとか「ポテト」だとかいろいろ話が出てきた。

その後何を食べるかは別にして、話を最後まで聴くこと。

それだけで、相手の納得感はまったく違います。

結局、フードコートで、お互い好きなものを食べるという結論になり、息子も私も満足。

映画を見て、ゲームコーナーでUFOキャッチャーをやっている間に、ハッピーセットのおもちゃを置き忘れて帰りました。

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太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護・福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチング研修により、社内コミュニケーションを円滑化のみならず、人材定着率や利用者満足度を高め、事業の成長につなげます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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