「やる気スイッチ」ではなく、「動機づけ」
少し前に、息子と映画「名探偵コナン」を観に行ってきました。
本編が始まる前に、お約束の
「映画泥棒」くんのCM
映画泥棒はしないですが、私たちがよくやってしまうのが、
「話泥棒」
A「ちょっと聞いて!昨日◯◯があってさぁ・・・」
B「え?ホント?私もこのあいだ◯◯があって、それでさぁ」
って、Aさんが話そうとしたのに、Bさんが話してしまう。
これを、話泥棒、といいます。
この例は雑談ですが、会議、面談、商談、あらゆる場面で起こりがちです。
Bさんの話泥棒によって、Aさんに何が起こるか?
「消化不良」です。
聴いてほしかったのに、自分が聴くハメになり、結局自分の話は聴いてもらえない。
こうなると、「不信感」、「ストレス」、「諦め」、いろんなものが発生します。
なので、徹底的に聴く、これがとても重要です。
と言いながら、私もたまにやってしまいます。
映画を観る前に、ショッピングモールでお昼ご飯を食べようということになり、
何が食べたい?と息子に聴くと、
「マクドが見えた」と答える息子。
私は瞬間的に、「またマクド?お父さんはご飯が食べたい」と返してしまった。
まだ、息子は「食べたい」と言ったわけでもなく、「お店が見えた」と言っただけなのに。
次の瞬間、「やっちまったー」と思い、
「食べたいの?」とたずねると、
「ハッピーセット」だとか「おもちゃ」だとか「ポテト」だとかいろいろ話が出てきた。
その後何を食べるかは別にして、話を最後まで聴くこと。
それだけで、相手の納得感はまったく違います。
結局、フードコートで、お互い好きなものを食べるという結論になり、息子も私も満足。
映画を見て、ゲームコーナーでUFOキャッチャーをやっている間に、ハッピーセットのおもちゃを置き忘れて帰りました。