自分の言葉を意識する

太田英樹

太田英樹

テーマ:コーチングコミュニケーション

「私たちの身体は、自分の発する言葉でできている」


「私たちの身体は、自分の発する言葉でできている」

誰の言葉だったか忘れましたが、ずっと耳に残っています。

私たちが口にだす言葉を一番聴いているのは、自分自身の脳です。

なので、自分の脳は、自分の言葉に一番強い影響を受けています。

相手や周囲に向けて発した言葉であっても、相手だけでなく自分自身にも影響を与えています。

つまり、

イイ言葉を発していれば、脳にイイ影響を与えるし、
悪い言葉を発していれば、脳に悪い影響を与える。


脳は騙される


私は、他人の悪口や愚痴を言わないようにしています(以前は言ってました)

相手を否定するような言葉を言う時があっても、言葉を選ぶようにしています。

これを人に伝えた時に返ってくるのが、

「形だけそんなことをしても意味がない」

です。

でも、実は意味はあるんです。

脳はだまされやすくて、形だけでもやっていると、脳はだまされてくれます。

「私は今イイ状態だ」

と思い込んでくれます。

行動が思考と感情に影響してくれるんです。

ボランティアを偽善だと言う人がいますが、偽善でも、やることに意味がある、のはこういうことです。

以前、芸能人の武井壮さんが、

「変わりたいと思ったときに、ウソでもいいからイイ行動をするようにした。そこから人生が変わった」

という動画をあげていらっしゃいました。

ウソでもいいから行動を変えてみる。

素晴らしいなと思います。

気づいた人がそうするだけでも、世の中ずいぶん変わりますよね。

最近は、その前に

1.今の自分に気づく

2.その自分を受け入れる

3.どう変わったらいいか未来像を描く

の手順が必要だなとつくづく感じています。

この3つの手順をすっ飛ばして

「あなたは間違っている!変わりましょう!」

っていくら訴えても、何も変わらない。

「自分の言葉で作られている」からこそ、どんな場面でも、自分の言葉を意識しています

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太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護・福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチング研修により、社内コミュニケーションを円滑化のみならず、人材定着率や利用者満足度を高め、事業の成長につなげます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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