すべったときはA-PIEプロセス【高齢者施設・交流サロンのレクリエーション32】

田久朋寛

田久朋寛

テーマ:レクの計画改善術

レクリエーションですべったとき


今回から高齢者施設・交流サロンのレクリエーションのシリーズを再開します。

レクリエーション専用の計画改善術


拙著『笑って楽しい!高齢者レクリエーション』の第2章では、レクリエーションを盛り上げるために、A-PIEプロセスという方法を用いることをおすすめしています。

※『笑って楽しい!高齢者レクリエーション』は、こちらからご購入いただけます。
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PDCAサイクルとコンセプトは似ていて、毎回計画を立て改善を繰り返していくことを目的とした方法ですが、A-PIEプロセスの方がレクリエーションにより適した方法です。

書籍ではA-PIEプロセスの概要を解説しましたが、ちょっと味気ない文章になってしまったという反省もあります。なぜA-PIEプロセスがおすすめなのか、書籍で書ききれなかった内容を次回からマイベストプロで書いていこうと思います。

すべったっていいじゃないか!


本格的にコラムを執筆する前に、A-PIEプロセスを取り上げる自分の思いを書きたいと思います。それは、

レクリエーションで慣れないうちは失敗したっていいじゃないか!

ということです。もちろん参加者が怪我をするような事態は絶対に避けるべきです。しかし、多くの人の前でレクの進行を務めるのは、よほどの強心臓の人か天才でない限り、緊張もすればたどたどしくもなるものです。

ミルクボーイだってぺこぱだって、M-1に出る前に、ほとんどお客さんのいない会場で芸を披露して笑ってもらえない時期があったのです。(※ミルクボーイさんとは共演していませんが、私も芸歴3年目くらいの時に、お笑いを始めたての芸人さんとなんばの芝居小屋でそばを歩いていた人に声をかけて来てもらう投げ銭ライブをやっていました。その芝居小屋はなくなってしまいましたが、ミルクボーイさんもメンバーに入っていたそうです)

なんでも最初は戸惑うものです。私も今でも今日は上手く行かなかったなと感じることも多々あります。とは言え、がっかりしてそれでおしまいだと、段々気持ちが乗らなくなってきます。でも、何らかの学びを得て次に活かしていくことができれば、いつか必ず盛り上げ上手になります。そのために効率の良い方法があります。それが私のおすすめするA-PIEプロセスです。

次回は『笑って楽しい!高齢者レクリエーション』から、A-PIEプロセスとは何か、要点をかいつまんで説明します。

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田久朋寛
専門家

田久朋寛(セミナー講師)

大道芸人たっきゅうさん

大道芸人として13年のキャリアを持つ。老人介護施設や高齢者大学等で、大道芸とレクチャーとヨガをミックスした健康講演会「ユーモアセラピー」を開講。笑いの効果を生かし高齢者の心身の健康をサポートしている。

田久朋寛プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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