クラフトや川柳などの創作活動【高齢者施設・交流サロンのレクリエーション11】
創作や表現を伴うレクリエーションとして今回紹介するのは、自分史づくりです。
自分史づくり
自分史は、これまでの半生を振り返り、文章や年表にまとめたものです。終活のエンディングノートとは異なり、自分のこれまでの半生を振り返りつつ、今後の人生のやりがいや生きがいを見つけるきっかけとして書くためのものです。
ノートとペンがあれば自由に作成できますし、本来形式にとらわれるものではないのかもしれませんが、全く自由に書いてくださいと言われても、さて、どこから手を付けたらよいのやらと悩んでしまう方も多いと思います。自分史に関する様々な書籍が販売されています。また、インターネットでフォーマットのPDFをダウンロードしたり、パソコンや付箋を使った記入方法なども紹介されています。お気に入りの方法を見つけてください。
嫌なことは無理に表現しない
人にはどうしても思い出したくない、触れてほしくない過去もあります。そのようなことは無理に書いてもらう必要はありません。また、第二次大戦で辛い思いをした方もたくさんいますので、戦争についての話題を取り上げる際は特に慎重な配慮が必要です。
自分史づくりの意義
これまでの人生を振り返り、自分史にまとめることには、以下のような意義があります。
・その人の歴史を知ることによって、深くコミュニケーションをするきっかけになる
・自分がどのようなことに喜びを感じるのか振り返る契機となり、今後の生きがいを見つけることにつながる
・回想法としての効果も期待できる
自分史づくりの中で話題に出たことをもとにして、新しいレクリエーションやアイスブレークを考案することも可能です。次回具体的なアイデアを紹介したいと思います。
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