アイコンタクトをする時は、ファンを見つけることから始めてみる【プレゼンに笑いをプラスするコツ40】
マイベストプロ京都のページを訪問していただきありがとうございます。今回は、プレゼンにおいて、三角形を意識すると印象が良くなるというテーマのコラムをお届けします。
ずーっとスクリーンばかり見ていませんか…
最近ではプロジェクター、スクリーンを用いてパワーポイントを表示することが当たり前になってきました。一方で、プレゼンターがずっとスクリーンの方に体を向けて凝視して参加者の方を見ていないプレゼンを見かけることも増えてきました。
緊張で参加者に目線を送る精神的ゆとりがなく、スクリーンの方を見たくなってしまう気持ちはよくわかります。しかし、それでは一方通行でつまらないプレゼンになってしまいます。参加者との双方向のコミュニケーションをはかり、絶妙な間合いで説得力、共感度を上げるためにも、少しは参加者へ視線を送ることを意識したいものです。
三角形を意識する
目線を送る、アイコンタクトを取るというと、何か高度なテクニックのように感じるかもしれませんし、緊張すると実践するのも難しいかもしれません。プレゼンの本番では、ぜひこの言葉だけは意識してみてください。
・三角形を意識する
元々は演劇や漫才などでよく言われる言葉です。演劇や漫才では舞台の上で複数の人が会話をします。その時に舞台にいる演者だけを見ているのでは、観客が置いてきぼりになってしまいます。自分が話をする際に、真横を向くのではなく、体を少しだけ客席の方に開いて、自分・話し相手・客席の間で三角形を作ることを意識すると、演技が格段に見やすくなります。
プレゼンは一人で行うことが多いと思いますが、やはり三角形を意識するとよいでしょう。自分・スクリーン・参加者の席との間に三角形があることを意識して、体を参加者の席の方へ少し開き、言い間違いのできないところはスクリーンを見るとしても、時々参加者の方も見て質問を投げかけてみたり、理解度を確認する習慣をつけると、一方通行ではない双方向のコミュニケーションが可能になります。
立ち位置によって指し棒を持つ手も変わります
突然話は変わりますが、プレゼンの際に指し棒やレーザーポインターを用いてスクリーンの大事なところを指さすことも多いと思います。皆さんは右手と左手、どちらの手を用いているでしょうか。
実は、プレゼンの印象を良くするためには、立ち位置によって持つ手を変えるのが正解です。
・上手(客席から見て右側)に立つときは、右手を用いる
・下手(客席から見て左側)に立つときは、左手を用いる
なぜ立ち位置によって使う手を変えるのが良いのでしょうか?もうお気づきかもしれませんが、実は三角形を意識することの応用編です。スクリーンの大事な部分を指さしつつ、客席に体を開いて三角形を作るためには、自然と指し棒を使う手も変わってきます。手書きのイラストも挿入してみましたが、ぜひご自分で実際に指し棒を使って体感してみてください。逆の手を使うとスクリーンを指さす際に客席に背中を向けてしまうことに気がつくと思います。
もちろん、絶対にこのような持ち方をしなければ印象が悪くなるという類のものではありません。ですが、プレゼンの経験を重ねて緊張しなくなってきたら、ぜひ指し棒を持つ手のことも思い出してみてください。
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