不均衡による技術発展 ~20世紀の席巻と21世紀の失速~
弁護士は出かけることが多いので,これまでも部分的にリモートワーク的な働き方をしていた人がほとんどだと思います。
そこへ4月17日からの外出自粛要請があり,うちの事務所でもリモートワークの試みを始めました。
リモートワークをするためのシステムは,まあなんとか工夫すればどうにでもなることがわかりました。
費用もほとんどかけていません。
PCは店頭展示品だった美品を安く買うことができましたし,ごく小規模ですがクラウドサービスは以前から使っています。
電話問題も対処ができました。
試行錯誤は今でもありますが,次第に慣れてきました。
できないことはさっさとあきらめて,あっさり代替手段を採用するというのがコツかな,と思っています。
でも本当の問題は,システム構築なんていうことではなくて,リモートワーク中の切り替え方かもしれないと思い始めています。
どうも,事務所へ行って仕事をするよりも疲れるように感じるのです。
その原因は,プライベートの状態からなんとなく仕事を始めてしまって,なんとなくお昼を食べて,家庭の用事が割り込んで,夜になってもなんとなく仕事を続けてしまう。
こういうところにあるんじゃないかと思っています。
通勤というのは時間の無駄のようですが,気持ちを切り替える効能があったのかもしれません。
ここをどうするか,思案中です。
みなさんはいかがですか。
慣れてしまったらそれだけ,だったらいいんですが。