最高裁のマタハラ判決
弁護士の田沢です。
ものの本によりますと,企業が行う新人研修において,洗脳の3つの条件(①隔離,②疲弊,③自己否定)がある場合には,その企業はブラック体質の可能性があるようです。①の隔離とは,衣食住を他人に依存させること(研修施設などで合宿を行うこと),②の疲弊とは,長時間の運動や労働などで肉体的に疲れさせること,③の自己否定とは,いつまでも学生気分ではダメだという価値観を植え付けることのようです。これらの3条件は,いわゆるカルト集団が利用する洗脳の手口になっているようですから,企業が新人研修でこれらの3条件を満たす研修を行っているということであれば,それこそ洗脳しているということにほかなりませんよね。
新人研修の際にブラック体質を見抜いたとしても,すぐにその企業を辞めるという選択ができればよいのでしょうけど,折角就職したところをすぐに辞めるなんてことは,なかなかできないことも理解できます。
ただ,我慢を重ねるほど過労死に繋がってしまうことも肝に銘じてほしいです。
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