NHK受信契約に関する東京高裁判決
弁護士の田沢です。
最高裁が裏金を作っていたとして,こんな訴訟が行われていたんですね。
http://www.janjanblog.com/archives/84381
もしも,裁判所がヒラメ裁判官のみであるとすると,このような訴訟をやっても勝てるわけないですよね。ましては,最終的に判断するのが最高裁ということになると,無理スジであることは自明と思われます。
裁判官1年目には,初年度研鑽といって,司法研修所での集中研修があるのですが,私が経験した研修課題にこんな感じのものがありました。「A裁判官は,とある裁判所の左陪席裁判官をしているが,私生活では,趣味として,音楽演奏サークルに所属しており,楽しみにしている演奏発表会を3か月後に控えているため,週末はその練習に勤しんでいる。そんなA裁判官が担当する民事事件について,弁論が終結し,演奏発表会の時期に判決言渡期日が指定された。A裁判官は,判決を必死に起案しているが,他方で,演奏発表会の練習をこなしていると,時間が足らなくなり,判決言渡期日までに判決書を完成させることができない。あなたがA裁判官であるとして,裁判長に判決期日の延期をお願いするか,それとも,楽しみにしていた演奏発表会には参加しないことにして,当初の判決言渡期日に間に合うように,週末も起案に没頭するか。」
私は「判決期日の延期をお願いする。」と回答した記憶です(笑)。この回答が,私に対する人事評価にどのような影響を与えたのかは,知るすべもありません(笑)。
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