無罪判決を書ける裁判官

田沢剛

田沢剛

弁護士の田沢です。

覚せい剤事件で無罪判決です。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201302%2F2013020600951&g=soc&fb_action_ids=426042567474362&fb_action_types=og.recommends&fb_source=other_multiline&action_object_map=%7B%22426042567474362%22%3A579795135381400%7D&action_type_map=%7B%22426042567474362%22%3A%22og.recommends%22%7D&action_ref_map=[]
厚生労働省の村木さんが,検察官に証拠を改ざんされて起訴までされてしまった事件がありましたが,警察にしても検察にしても,結局は,無謬性などないんですよね。裁判官も検察官も,どちらも官であるといった意識があるからか,裁判官側には「検察官の主張に従っておけば問題ないだろう。」などと迎合する傾向があるように思います。そんな中で無罪判決を書くことは非常に勇気のいることですが,思い切って書ける裁判官は,自分の仕事に信念と誇りを持っておられるのでしょう。そんなプロ意識のないノンポリ裁判官が増えないことを願うばかりです。

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田沢剛
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田沢剛(弁護士)

新横浜アーバン・クリエイト法律事務所

裁判官時代に民事,刑事を含めて様々な事件を担当しました。紛争処理にあたり,裁判所がどのような点を問題にしているのか,どの部分の証拠が足りないのかなど,事件の見通しを踏まえたアドバイスを心掛けています。

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