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加藤俊光プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

自分と違った意見にも真摯に耳を傾けて受け止める寛容さが必要です

加藤俊光

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テーマ:遺言のすすめ【平塚|相続 遺言 相談窓口】

この世の中には、本当にいろいろな考え方の人がいるものです。年齢や性別、ましてや育った環境や現在の立場が異なる人間同士が関わり合う現代社会においては、ある意味において至極当然の成り行きであるといっていいのかもしれません。

しかし、頭では分かっていても、いざ自分の身に降りかかってくるとなかなか冷静に現実を受け止められない人が多いのも事実です。





ここ数年の間に、当事者の話し合いで速やかに円満に相続問題を解決できなくなっているご家庭が急増しています。長引く不況や将来の先行き不安などで、人生のうちでまとまった財産を手にする機会は相続くらいしかないという方が増えていることが最大の原因と考えられていますが、私は、それ以上に自分と違った意見や考え方に耳を傾けることができない人が増えたことにも大きな原因があるのではないかと捉えています。

確かに、異なる意見を持つ者同士が妥協点を見出すことは、相当な時間と労力ばかりでなく冷静さや忍耐力も必要不可欠となります。

しかし、自分と異なる意見は全て悪と決めつけてしまって聞く耳すら持たないという姿勢では、お互いが歩み寄ることなどまず無理ですし、自分を応援してくれる人や理解者を増やすこともできません。

したがって、まずは自分自身の想いや考え方を包み隠さずすべてを明らかにして、十分に時間をかけ順序立てて丁寧に説明しながら少しずつでもいいから理解してくれる人を増やしていこうという謙虚な姿勢を持つことが必要です。そうすることによって、次第に理解を示してくれる人が少しずつ増えるとともに、お互い譲るべきところは譲ることで意見の一致点を見出す、すなわち妥協の土壌が芽生えてくるものではないでしょうか。

自分と違った意見だからこそ、予断や偏見を持つことなく素直な気持ちで耳を傾けてほしい。そして、相手の意見をゆっくりと聞くことが出来たら、今度は自分の想いや意見も心の中にしまっておかずにすべて吐き出してほしい。そうすることで、人間同士に起こる大半のトラブルは当事者の話し合いで速やかに円満に解決できることを知っていただきたいのです。

これからも私は、この街に生きる人々の想いと願いが理解できる法律専門職として、ひとりでも多くの方に『当事者の話し合いで速やかに円満に解決することができる遺産分割協議書』のご提案をし続けていきます。

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専門家

加藤俊光(行政書士)

相続まちなかステーション/加藤法務行政書士事務所

単身者・子どものいない夫婦世帯が人生の最終章で直面する介護や医療、金銭管理、死後の事務手続、お墓、ペットなどの切実な問題に寄り添い解決。地元の在宅医療・介護の専門職と密接な連携が取れる体制にも自信あり

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