心が寂しい、落ち込むときの対処法

前田めぐみ

前田めぐみ

テーマ:心のこと

ストロークとは


交流分析の理論で、
「ストローク」と呼ばれるものがあります。

そのストロークとはどんなものかと言うと、
「人の存在や価値を認める、全ての言動や働きかけのこと」
を言います。

そのストロークのなかでも、
「肯定的なプラスのストローク」と、
「否定的なマイナスのストローク」
があります。

肯定的なプラスのストロークとは、
褒めてもらう、共感してもらう、笑顔で頭をなでてくれるなど、
嬉しくて温かい気持ちになり、存在意義を感じられるような
心地が良いストロークです。

否定的なマイナスのストロークとは、
にらまれたり、叩かれたり、怖い顔で怒鳴られたりなど、
とても嫌な気持ちになり、自尊感情を奪われるような
心地が悪いストロークです。

こころの栄養とは?




私たちが生きていく上で大事なものは、
食事ですよね。

ご飯を食べて栄養を摂ることは
とても大切です。

そしてまた、
食事と同じように大事なものがあります。
それは「こころの栄養」(肯定的なストローク)です。

人はこの
「こころの栄養」なしには生きてはいけないのです。

こころの栄養が足りなくなってくると、
だんだんこころに元気がなくなり、
ちょっとしたことで涙が出てきたり、
人に優しく出来なくなったり、
人を妬んだりと、
こころがギスギスしてしまいます。

こんなことで
普段泣いたりしないのに、
なぜか涙が溢れてきてどうしちゃったんだろう…。
なんてことはありませんか?

そんな時は、
「こころの栄養」が不足気味なのかもしれません。

こころの栄養が不足すると、
自己嫌悪に陥ったり、
人との関わりも希薄になったりして、
気分が落ち込み気味になりかねません。

健全なこころでいるためには?




「肯定的ストローク」はこころの栄養になります。
健全なこころでいるためには、
絶対に必要なものなのです。

ちょっとこころの元気がなくなってるなと感じたときは、
「肯定的ストローク」をもらって、
こころに栄養を補充していってくださいね。

もらいやすい人に、
自分が欲しい「肯定的なストローク」を要求してみてください。

たとえば、
褒めて欲しいとか、
頑張ったねって言って欲しいとか、
ハグして欲しいなど…。
そしてそのしてもらったストロークは、そのまま受け入れてくださいね。

言われてやってもらうなんて、意味がないと思いましたか?
私は最初そう思いましたけど、
やってもらうと、これは意外に嬉しいし、
心地良さが溜まっていく感覚が分かるのです。

それを繰り返しやっていくと、
だんだん栄養が溜まっていって、
こころが元気になっていけます^_^
要求したストロークでも、意味があるし効果があるんです。

こころが元気になると、
自然に笑顔が増え、
人にも優しく出来るようになって、
こころ穏やかな時を過ごすことが出来るようになります。

毎日のご飯と同じように、
こころにも栄養を与えていくことで、
身体もこころも健全で
彩り豊かな人生を過ごすことができます^_^

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前田めぐみ
専門家

前田めぐみ(心理カウンセラー)

株式会社メンタルサポート研究所グループハートピースフル綱島

じっくり丁寧にお話を聞きます。ワーク(原体験)で内面の変化に焦点を当て、思考や行動の自然な変化を可能にします。悩みや苦しみを根本(内面)から解決して性格を変え、なりたい自分に向かって進んでいきます。

前田めぐみプロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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