こどもに戻ればゴルフはグンと上手くなる
ゴルフの上達は、メンタル抜きに語ることはできません。
このコラムでは、「メンタル力」を向上させるポイントをお伝えしています。
無意識に振ろう
ゴルフでは「イメージ」することが、ナイスプレーを引き出す上で有効であると、前回お伝えしました。
ゴルフに限らず、他のスポーツでも仕事でも、イメージは目標達成には有効です。
なぜなら、脳は意外と単純で、イメージすると、脳はそれを現実に起こった出来事と勘違いするからです。
一度経験したことは、成功しやすくなります。
イメージすることで、「これは一度経験したことだよ。だから大丈夫!」と脳を騙し、成功率を高めるわけです。
また、人間は、「意識」して脳を働かせているときは、同時にひとつのことしか処理できません。
一つずつ、順番にしか処理できないので、これを「逐次処理」といいます。
一方、「無意識」は、脳で同時に複数の処理ができます。
これは「並列処理」です。
人間のカラダには、約600あまりの筋群があります。
そして、ゴルフスイングは全身運動です。
一回のスイングで、600あまりの筋群のほぼ全てをフルに使います。
とても逐次処理では処理しきれません。
フォームを意識しながらスイングすると、ギコちなく、かえってスムーズに振れなくなるのはこのためです。
ゴルフスイングは、無意識に行うべきなのです。
効果的なイメージ法
イメージしているときは、脳は懸命にイメージ脳(右脳)を働かせます。
イメージしようと脳が懸命に働いているときは、逐次処理をしますので、同時に他の事を考えたり思ったりすることはできません。
つまり、イメージするとによって、スムーズなスイングを妨げる余計な思考をシャットアウトすることができるのです。
また、イメージすることで、「ミスショットを恐れる」「スイングに悩む」「これからのプレーに不安になる」といった、不機嫌(ノンフロー)の元凶が、入りこむ余地もなくなります。
そして、ナイスショットをイメージすれば、ココロはごきげんになります。
ココロがごきげんになれば、脳がフロー化し、パフォーマンスは向上します。
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イメージの効能を、掻い摘んで説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?
イメージする際、その効果をより高めるには、よりリアルなイメージを描くことです。
よりリアルなイメージを描くために、有効なキーワードが「VAKE」です。
「VAKE」とは、視覚(Visual)、聴覚(Auditory)、体感覚(Kinesthetic)、そして感情(Emotion)です。
イメージするときは、視覚・聴覚・体感覚を駆使してよりリアルにイメージし、加えてそのとき得られる感情までイメージするようにしましょう。
例えば、ナイスショットしたときの弾道(視覚)や打球音(聴覚)、手元で得られた感触(体感覚)までイメージします。
ナイスショットが打てて爽快な気持ちであったり、ウキウキするような気持ちであったり、思わずガッツポーズをしたくなる気持ちであったり‥、その時どんな気持ちであったのかを、創造力を働かせて、できるだけリアルにイメージしてください。
そのことで、その通りになる確立はグンを上がります。
是非、トライしてみてください。
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