ゴルフに求められるメンタリティとは?
このコラムでは、ココロ、つまり「メンタル力」を向上させるポイントをお伝えしています。
前回のコラムでは、自分のココロの状態に気づくことが、メンタル力向上の第一歩であるとお伝えしました。
「メンタル力が高い」とは、自分のココロの状態を「フロー」つまり、ごきげんな状態に転化させる能力が高いとうことです。
では、いよいよ今回から、自分のココロを「ごきげん」にする具体的な方法をお伝えしたいと思います。
と、その前に、人は何故「不機嫌」になるのか?「不機嫌」の正体について探ってみましょう。
●ココロをノンフローにする3大要因
ココロに影響を与える要因は3つです。
それは、「環境」「出来事」「他人」です。
ゴルフの日に雨が降っているという「環境」であったり、ミスショットしたという「出来事」であったり、同伴競技者(一緒に回っているプレーヤー)が、ウマの合わない「人」であったり‥。
それらを脳が認知し、ココロを不機嫌にしてしまいます。
そこで、チョット考えてみてください。
そもそも、どうして雨は嫌なのでしょうか?人体に有害な液体でも降ってくるのでしょうか?
サバンナにいるライオンが、「今日は雨か‥心がブルーになるぜ‥」と思うでしょうか?
けしてそんなことはありません。
(ライオンに聞いた事がないので分かりませんが、ないと思います。きっと‥)
嫌な雨なんてありません。
人が勝手に「雨イコール嫌なもの」と、意味づけしてしまっているのです。
仮に、日照りが続く農村部で雨が降ったら、「恵みの雨」と大喜びするでしょう。
人は、外部環境を認知する「認知脳」が、極度に発達しています。
それによって、人類は高度な文明を築くことができました。
しかし、その代償として、認知した外部環境に勝手な「意味づけ」をして、ココロを不機嫌にしてしまう「負の遺産」を背負ってしまったのです。
「認知脳による勝手な意味づけ」
これこそが、人のパフォーマンスを低下させる不機嫌の正体なのです。
●ココロをごきげんにする思考法①
外部環境に一喜一憂する。それは、とても人間らしいことです。
それが「いけない」と言っているのではありません。
外部環境に意味づけをし、ココロが揺れ動き、不機嫌(ノンフロー)に陥る「人間らしい」状況と上手く付き合いながら、それを極力ヘッジ(回避・軽減)する。
これが大切だと思うのです。
それでは、これらココロをごきげんにする方法を、いくつかご紹介しましょう。
一つ目は「好きなコトを考える」です。
「なぁんだ~」と思われるかも知れませんが、これは効果絶大です。
好きなコトを考えると、α波という脳波がでます。
人はα波がでると、気分がよくなります。
「好き」は自由です。自由はココロをごきげん(フロー)にします。
一方、不自由はココロを不機嫌(ノンフロー)にします。
試しに、今一緒にいる人と、好きな食べ物について5分間お互いに話してみてください。
因みに、私はお好み焼きが大好きです。
お好みソースとマヨネース、そして青のりをたっぷりかけ、上でかつお節が踊っています。
かつお節は粉けずりではなく、本節けずりでなければなりません。
かつお節が、ゆらゆら踊っているのがいいんです。
そして、アツアツをほお張り、ハフハフしながら食べると、超ごきげんです。
お好み焼きを食べれば「ごきげん」になりますが、ゴルフでミスショットする度にお好み焼きを食べるわけにはいきません。
(当然です・・)
そこで「考える」のです。
考えるだけでしたら、いつでもどこでも、即実行できます。
ご自身のココロがノンフローになったら、是非「好きなコト」を考えてください。
ココロがごきげんになり、きっとナイスショットが飛び出すでしょう!
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