共依存のカウンセリングその2 回復もまた人間関係で得る
カウンセラー、セラピストとして1年にひとつ投稿論文を書くことを課題としています。事例の検討や実践報告などです。
カウンセラー、セラピストとは、自分の仕事を客観的に見ることしくみを作ることがとても重要です。SVを受けること、事例検討報告をすることなどです。
「裸の王様」になってはいけないからですね。人間理解には終点、唯一の正解などはありません。見立てを持ち、臨床的に検討しながらも、いつでも謙虚で柔軟な気持ちでいたいのです。
一方、時々、私は論文ではなく「物語」を書きたくなる自分に気がついています。
論文では書き表せない虚構・ファンタジー・作り話をつかって。
私はプロのもの書きではないけれど、そうした「物語」をつかって、人間の持つレジリエンス(そなわっている、治癒力、回復する力)を伝えたいと強く願っています。
カウンセラー、セラピストで「物語」(小説)を書いていいる先人に、アービン・D・ヤーロムという人がいます。
「ニーチェが泣くとき」
「恋の死刑執行人」心の治療室物語 というユニークな小説を出版しています。
今回、私は少し前に書き上げた小説「リバウンド」をこちらにシェアすることにしました。
お読みいただいてご感想などを頂けますととても嬉しく思います。
連載小説「リバウンド」
https://mbp-japan.com/kanagawa/family-ac/service2/