アルコール依存と依存「症」の関連について、その3 AC、依存症アプローチ
デフォルトの防衛機制が、
大人になった現在も作動するときに、偏った人間関係をつくると言えます。他者を気遣い、自身のあり方を決定する。
こういった心の動き自体は人間に備わっている自然な流れとも言えますが、行き過ぎると、自分の心身を失い続け、かつ親密な関係を難しいものにすることがあります。
恋人、配偶者には、親密な感情がかようものです。
だからこそ、幼少期児童期のデフォルトが作動する
ことがあります。
愛してほしい、もしく寂しいという気持ち
を伝えることができなくてイライラしてしまったり、
助けてほしいと言えずに、
不機嫌な対応をしてしまったり。
自分の今のお気持ちを、自分で見つけてるのが難しいのです。そして、それを親密な相手に伝えるスキルが傷つているのです。
このデフォルトをカウンセリングやワークでは、「心象風景」というイメージを使ってとりくむことができます。
どんな風景があるのでしょうか?
ふとんをかぶっている幼い自分
あらそいを止めようとしている自分
止めれない自分を責めている自分
これらを現在の自分が癒やされるために浮上してくるイメージとしてとらえていきます。