人間関係のカウンセリング。その3 恋人、配偶者とうまくいかない。

明石郁生

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テーマ:ACカウンセリングの臨床現場から



幼児期児童期に、やむなく親や養育者の顔色を見て設定した

デフォルトの防衛機制が、


大人になった現在も作動するときに、偏った人間関係をつくると言えます。他者を気遣い、自身のあり方を決定する。

こういった心の動き自体は人間に備わっている自然な流れとも言えますが、行き過ぎると、自分の心身を失い続け、かつ親密な関係を難しいものにすることがあります。

恋人、配偶者には、親密な感情がかようものです。

だからこそ、幼少期児童期のデフォルトが作動する

ことがあります。

愛してほしい、もしく寂しいという気持ち

を伝えることができなくてイライラしてしまったり、

助けてほしいと言えずに、

不機嫌な対応をしてしまったり。

自分の今のお気持ちを、自分で見つけてるのが難しいのです。そして、それを親密な相手に伝えるスキルが傷つているのです。

このデフォルトをカウンセリングやワークでは、「心象風景」というイメージを使ってとりくむことができます。

どんな風景があるのでしょうか?
ふとんをかぶっている幼い自分
あらそいを止めようとしている自分
止めれない自分を責めている自分

これらを現在の自分が癒やされるために浮上してくるイメージとしてとらえていきます。

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明石郁生
専門家

明石郁生(臨床心理士・カウンセラー)

家族とAC研究室

統合的アプローチでは、家族、人間関係の問題、共依存、依存症、身体症状などを変化や成長のための大切なプロセスと捉えてカウンセリング・コンサルテーションを実践します。

明石郁生プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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