依存(症)を、変化のためのシグナルとして。ゲシュタルト療法

明石郁生

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テーマ:自分自身になろうとする力




否応なしに「依存症」という言葉をニュースで耳にします。今回は、すこし依存、依存症について書いていきたいと思います。

ヒトは未成熟な状態で母体から生まれ落ちる哺乳類です。


親や養育者、周囲の人々の手をかりなくては、まったく生きていくことはできないでしょう。こうした最初の関係性である親や養育者との間で、依存は育まれます。ですから、ヒトとは、ほんらい依存するものと言えるのです。

ヒトは依存しあいながら生きていくものですが


依存症と(症)をつけるときとは、その関係性、行動などが自分や他者を傷つけるときにつけます。医療の対象やカウンセリングの対象とすることができます。

カウンセリングの対象となるものとしては、共依存(症)(人間関係の依存です。この人間関係には自分自身も含まれます。対人関係の支障、引きこもり、感情制御の問題、低い自己肯定感、うつなど)、
恋愛依存(症)、仕事依存(症)、アルコール依存(症)など。

これらのような「頭ではわかっていてもやめられない」へのカウンセリングでは、「やめる」ではなく、依存(症)を、自分自身の変化のためのシグナルとして敬意を持ってアプローチすることからはじめることができます。


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4/28(日)12時〜15時 @鎌倉 ACのためのやさしい DBT(弁証法的行動療法 AC向け認知行動療法)
まずは、子ども時代に設定した「対人関係への思い込み」、「感情の思い込み」について特定し受容します。そして、おとなになったいまそれらを成熟させるにはどうしたら良いのか、認知行動療法をベースに見直していきます。
はじめての方でもご参加いただけます!
https://www.reservestock.jp/page/consecutive_events/26999


5/3(金)祝日10時〜16時30分@鎌倉  統合的グループワーク GWの体験参加!
家族という複雜な人間関係の中で傷ついた自己愛を、集団心理療法という枠組みでとらえなおす試みです。伝統的なゲシュタルト療法のアプローチに、ACカウンセリングの要素を加味しています。
はじめての方にもやさしいゲシュタルトアプローチをご体験いただけると思います。
https://www.reservestock.jp/page/event_series/40247


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⇒ はじめての方向け、初回30分無料カウンセリングオリエンテーション
 お悩みや課題に、どんな方向性が良いのかご提案させていただきます。
https://ikuoakashi.jp/freeorientation30/

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明石郁生
専門家

明石郁生(臨床心理士・カウンセラー)

家族とAC研究室

統合的アプローチでは、家族、人間関係の問題、共依存、依存症、身体症状などを変化や成長のための大切なプロセスと捉えてカウンセリング・コンサルテーションを実践します。

明石郁生プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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