毒親(退治)を越えてその3ふさいでいた力をとりもどす!ゲシュタルト療法

明石郁生

明石郁生

テーマ:自分自身になろうとする力




親を嫌うことはとても難しいものなのです。


子どもにとって親を嫌うとは、とても難しいものです。ときには、
親に対してネガティブな感情、
例えば、親への怒り、悲しみ、距離を取りたいなどの感覚
を感じること自体を塞いでしまいます。

どうしてでしょう?

私たちは手のかかる養育が絶対的に必要である状態で生まれるから


絶対的な養育をしてもらっている親にネガティブな感情を持つと、拒否されてしまう!
嫌われてしまう!という本能的な生存感覚から、認知が発達していくからです。
無意識下に、とても強い「見捨てられる不安」をともなうのでしょう。

「毒親」だったんだぁ、私の現在の生活や仕事に大きく影響を与えているんだぁなと知ることは、とても大切なことです。

しかしながら、塞いでいたネガティブな感情には、私たちが豊かに生きるための、栄養がたっぷりと含まれているのです。

親や養育者に対する怒りには、自分自身へ共感する力や、親密な他者への愛情交流が含まれているのです。

なので、親を責めるという方向にばかりエネルギーを意識を向けないで、

大人になったいま、それらを自身に取り戻どす必要に気づく


子ども時代に、塞いでいた感情を取り戻すワークは、なかなかタフなことがあります。
トレーニングを積んだ、カウンセラー、セラピストとともに、グループで行うゲシュタルト療法などの集団心理療法は認知が修正する体験を安全にプロセスすることを提案しています。

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明石郁生
専門家

明石郁生(臨床心理士・カウンセラー)

家族とAC研究室

統合的アプローチでは、家族、人間関係の問題、共依存、依存症、身体症状などを変化や成長のための大切なプロセスと捉えてカウンセリング・コンサルテーションを実践します。

明石郁生プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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