「引きこもり」というコミュニケーション 1
家族療法ではご夫婦、家族のシステム、コミュニケーションパターンに介入します。
どのようなご夫婦でも原家族(育った家族)で培ったコミュニケーションパータンをしらずしらずのうちに使ってしまうものです。
自らは愛情表現をせずに、相手に言わせようとする。
だまっていても気持ちとはわかりあえるものだ。
夫婦、家族内では感情はあらわさないものだ。
こんなに心配しているのに、愛してくれない。
誰のために働いていると思ってるのだ?
などなど、原家族で繰り広げられていたコミュニケーションに頼ってしまう時に、夫婦、ご家族内に「問題」(身体症状、問題行動・アルコール、仕事依存などなど)が浮上するのでしょう。問題を浮上させるのは子どもたちであることも少なくありません。
家族療法では、これらの「問題」を個人の問題とせず、夫婦、ご家族の「関係性」の問題として、ていねいにあつかいます。
からまった糸口を見つけるように。
家族のこころ教室@鎌倉 6/4(日)10時〜
https://www.reservestock.jp/page/event_series/52881