自分自身に自覚をむけるコンセプト、ACの再考

明石郁生

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テーマ:開業カウンセラーの“仕事”



東京では桜が開花したようですね。湘南の海辺はもうちょいです。
先日、小規模の学会に参加しました。3年を経てオンライン学会にも慣れてきましたが、来年はリアル学会の開催にお手伝いできるといいなと思っています。

AC(アダルト・チルドレン)というコンセプトの再考にとりくんでいます。自分自身を知るための言葉であるし、これまで生き延びてきた力を自覚するためのコンセプトと言えるでしょう。
はんたいに「毒親」という用語があります。こちらには、いまの自分の苦難の状態は、毒を持った親のせいであるという「他責」に向く傾向があるでしょう。

共依存などのさまざまな人間関係の困難、依存症、心身症などを、これまで生き延びてきた力の「表現型」ととらえてみる実践を研究しています。
親や養育者の影響がどうであれ、自分にいま起きている「表現型」に自覚をむけて、今後の人生を生き延びるための「知恵」に洗練させてしまおうというコンセプトです。

そうした事例のワークを検討した原稿を書いています。6〜7月頃には店頭に並ぶのではと思っています。お楽しみにしていただければ幸いです。

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明石郁生
専門家

明石郁生(臨床心理士・カウンセラー)

家族とAC研究室

統合的アプローチでは、家族、人間関係の問題、共依存、依存症、身体症状などを変化や成長のための大切なプロセスと捉えてカウンセリング・コンサルテーションを実践します。

明石郁生プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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