経営者が自身のカウンセリングを続けるうちに、家族の問題が解消し、事業の課題とはチャンスであることに気がついた3/3
経営者は忙しすぎて、「自分の力」のメンテナンスを後回しにしてしまうことが多いものです。
孤独な闘いは、誰にも話せず、理解してもらず、ご家族や夫婦間ですれ違いができてしまうこともあるものです。
家族療法の視点では、経営者にとって事業とは、ほんとうの自分に出会うための「家族システム」と捉えてアプローチします。
なので、経営者が「ほんとうの自分」に気づくために、いろいろな問題や課題にぶつかります。まるで、家族が成長する過程と同じように。
問題をただたんに解決する対象とするよりも、その「問題」の教えてくれる意味、メッセージ、将来への改善点として、専門カウンセラーと共に取り扱うことは、
経営者の精神的成長と、事業の成長に関連します。
問題について、他罰的に対処したり、お酒や車の購入などでスリカエていると、一時的には忘れることができるかもしれませんが、同じようなメッセージとして「問題」が再発生することがあります。
経営者が自身に向き合う姿勢をもつことは、事業や組織に変化をもたらせます。