骨髄異形成症候群(MDS) 血小板数の減少が漢方で改善
脾虚(ひきょ)とは
脾虚とは
中医学(漢方)において「脾虚」は、消化・吸収を担う胃腸・消化器系の機能=「脾(ひ)」の機能が低下し、気血(エネルギーや栄養)が全身に行き渡らない胃腸の虚弱状態を指します。
脾虚の主な症状
- 下痢、軟便、胃もたれ、胃痛、食欲不振、腹部膨満感(ガスだまり)
- 倦怠感、疲れやすい、朝起きるのがつらい、食後に眠くなる
- 身体がむくみやすい、冷えやすい
MDSにおける脾虚
MDSにおける脾虚の考え方
脾虚は、造血機能や血液の維持に関わり、MDSの予後に大きく影響します。
栄養の取り込みを担う胃腸の虚弱状態(脾虚)により、血が十分に作られず、貧血や血小板減少などの症状が悪化しやすくなるからです。
また、脾虚があることで漢方薬があまり飲めなかったり、効き目が悪くなる場合もあります。
そのため、漢方では「脾」の機能を整える「健脾(けんぴ)」を重要視します。
特に脾虚の程度がひどい場合は、造血機能の回復より、まず脾を補って血液生成の基礎を作ることを優先したほうが上手くいきます。
MDSにおける漢方のアプローチ
MDSにおける漢方療法の代表的なアプローチ
- 健脾: 脾の機能を高める
- 養血補気: 気を補いながら血を養い、血小板減少に伴う出血傾向を和らげる
- 補腎:造血機能の改善、免疫賦活
造血機能の維持・回復を目指すためには、お体の状態に合わせた処方を選ぶことが大切です。
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