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田之上顕子プロは鹿児島読売テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

「不妊に悩む方への特定治療支援事業」の拡充について思うこと

田之上顕子

田之上顕子

テーマ:妊活・不妊漢方相談

令和3年1月1日から、不妊治療(体外受精及び顕微授精)の助成金制度が変更になり、

・助成金額:1回目は30万/2回目以降は15万→ 2回目以降も30万
・回数制限:40歳未満なら6回まで/43歳未満なら3回まで→ 子ども1人につき6回まで
・所得制限:夫婦合わせて730万円未満→所得制限撤廃
詳しくは・・厚生労働省「不妊に悩む方への特定治療支援事業」の拡充について

助成金制度の変更を受けて、
・治療のステップアップを決めた方
・治療をしながら漢方での体づくりにも取り込んでみようという方
など、動きがでてきています。

不妊治療は素晴らしい治療法ですが、日本生殖学会が発表した2017年のデータでは、体外受精・顕微受精といった生殖補助医療(ART)の治療成績は、1回の治療あたりの生産率(赤ちゃんが生まれる確率)でみると、32歳ぐらいまではほぼ一定で約20%、33歳より高齢になると徐々に下降し39歳では11.5%、40歳では9.3%、44歳で1.8%となっています。

漢方相談に来られる方の多くは、不妊治療を続けても上手くいかなかった方です。
最近、お客様から言われた言葉です。

「以前の自分は治療を頑張っていれば授かると思っていた。けれど自分の体が変わらなければ、いつまで治療を続けてもよい結果がでないと気がつきました。」

もし、数回治療をしても上手くいっていなければ考えてみてください。
自分自身の体の状態が妊娠出産できる良い状態でなければ、生殖補助医療(ART)をうけても良い結果がでません。
なぜなら、妊娠出産は、本来持っている自分の体の機能次第だからです。

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田之上顕子
専門家

田之上顕子(薬剤師)

有限会社ナイスファーマシー さつま薬局

20年以上〝子宝アドバイザー”として不妊の悩みに向き合う、「バルトリン腺疾患」専門の漢方薬剤師。豊富な相談実績から、無理のない体づくりと心の重荷を降ろす取り組みをサポートします。

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