コラム
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で人工授精4回した不妊状態から妊娠のご報告
2015年1月7日 公開 / 2020年10月8日更新
妊娠を希望して4年 35歳の女性。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断され、排卵誘発剤やホルモン剤を使用したタイミング療法、その後人工授精を4回するも成果がでない状態。
漢方による原因分析)
○足の冷え、体のむくみ、舌の状態、基礎体温の安定しない高温期から腎虚
○手足先の強い冷え、のぼせ、経血の塊、ひどい生理痛、舌下静脈の軽い腫れ、変動の大きい基礎体温から瘀血
方針)不妊状態の原因を取り除くために、補腎温陽、活血化瘀の漢方と効果を高める養生法を提案。服用していた黒酢・高麗人参などサプリメントは一旦中止してもらいました。
改善結果)3ヶ月後に妊娠反応陽性、その後胎嚢・心拍確認
多囊胞性卵巣症候群(PCOS)は、体質的な部分が大きい疾患です。もし、多囊胞性卵巣症候群(PCOS)の方で不妊治療が上手くいっていない場合は、その方の体質に合わせた漢方で体の状態を整えてながら、病院治療をしていくことで、妊娠率を上げていくことができると思います。
さつま薬局の症例⇒多囊胞性卵巣症候群(PCOS) 漢方妊娠報告
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