2年目看護師のためのメンタルヘルス

山本武史

山本武史

テーマ:看護師



いま求められるメンタルの強さとは!?


何事にも動じない!
どんな苦境も跳ね除ける!
ストレス、プレッシャーもなんのその!

そんな『鋼のメンタル』でしょうか??


いえ、違います。




ところで、先日
ある病院のコメディカルスタッフ向け
新人研修に登壇したときのことです。



研修の最後に
メンタルヘルスの講義をしたのですが、
その内容を聞いていた受講者さんから
こんな感想をいただきました。


「私はメンタルが弱く、自信が持てないでいました。
 でも、今日の講義を聞いて
 『こんな私でもやっていける』と自信が湧いてきました。
 これから前向きにがんばっていきます!」



この言葉を聞いて涙が出そうになりました。



さて…、
僕が伝えた内容は何だったのでしょう。




それは、

『傷ついてもいい、凹んでもいい。
そこから立ち直ることこそが
いま求められているメンタルの強さである』



ということ。



今はハイストレス・ハイプレッシャーな時代です。
傷つかないことはないし、凹まないこともないでしょう。


もし、傷つくことや凹むことが
『悪いこと』だと思っているなら、
その考えは今すぐ捨てましょう!



「こんなことで傷つく自分はダメだ」
「些細なことで凹む自分は情けない」

と、
自分を責めるなんて絶対にしないでください。




ミスや失敗をしたり
うまく仕事ができなかったりすると
傷ついたり凹んだりするのは当たり前です。



もし、親友が傷つき凹んでいたら
どんなふうに声をかけますか?



「そんなんじゃダメだ!」
「情けない!」

と、罵倒しますか??



そうではないでしょう?


「大丈夫、きっとうまくいくよ」
「これも経験。あとちょっとだけがんばろ!」

って、励ましませんか?



自分を大切にするのは
友人を大切にするのと同じ方法でいいのです。



傷ついて凹んで、
さらに自分で追い討ちをかけて
仕事がイヤになるくらいだったら、

自分を励まし勇気づけて、
その経験を次の糧にして
一歩ずつ前に進んでいきませんか?



いま求められているのは、
自分の心を元に戻す力です。


これを、

==============
レジリエンス(精神的回復力)
==============

と言います。



心の隅っこでいいので、
この言葉を置いておいてくださいね。


「傷ついてもいいし、凹んでもいい。
 そんな自分もいていい。」



心の健康を大切にしましょうね!

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山本武史
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山本武史(コーチ)

ポテンシャルビジョン

これまで10,000人のビジネスパーソンに研修、コーチングを提供してきた中で気づいた、成果を最大化する時間管理法と、しなやかなメンタルを作る秘訣をわかりやすくお伝えします。

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