自己流が事故理由！？トラブルなく研修を進めるには？

看護部専門組織マネジメントコーチの山本です。



「初めて何かをするときには、
　必ず授業料を払わなければならないのです。

　未経験でわからないことが
　あるから我々は学習する。
　学習期間は投資期間です。

　上手くできるようになったら、
　投下資本利益が向上し、
　その投資は利益を生むものに化けます」

- ジェフ・ベゾス -



いきなり話が脱線して申し訳ないですが、
僕は3年半ほど筋トレを毎日行っています。

が、やり始めてすぐくらいの時に
ケガをして辛い思いをしました。


筋トレは重い重量を扱うので
ケガのリスクは知っていました。

また、僕は40代ですので、
若い頃のようにいかないことも
承知の上でした。


さらに、最近ではYouTubeなどで
詳しく解説してくれている方もいるので
それらを見て気をつけながら行っていました。


それでも…、
肩と背中の筋肉を痛めてしまい、
1ヶ月以上辛い思いをしました。


そこで自己流に限界を感じて
プロトレーナーについてもらい
10ヶ月ほど始動してもらいました。


細かいフォームチェックや
意識するべきポイントなどを
毎回たくさん教えてくれました。


3〜4ヶ月ほど経った時
ふと気づいたんです。


「あれ？痛みがない」


それだけじゃありません。
重いバーベルも持ち上がるようになっていました。

痛みを感じることなく
レベルアップできていたんですよね。


専門的に学んだ人の知恵というのは
本当に効率的に成長させてくれますね！



これ、実は
研修やコーチングでも同じです。


コーチングを学んでいる時
プロに頼むお金をケチって
仲間内で相互コーチングをしていました。


もちろん、それはそれで
効果も実感できていました。

でも、覚悟を決めて
身銭を切ってプロにお願いした時は
全く違う、異次元の効果を実感しました。



また僕のクライアント企業で

「研修費用が捻出できないので
　ひとまず社内で勉強会を開催してみます」

とおっしゃっていた研修担当部長がいました。



その数ヶ月後にたまたまお会いした時、
その部長さんは

「部下たちの反発がひどくて
　逆に前より雰囲気が悪くなりました…」

とうなだれていらっしゃいました。




どうやら従業員さんたちは

「ただでさえ忙しいのに、
　さらに時間を奪われる」

と感じたようです。



せっかく上を目指して勉強会を企画しても
そしてその内容を練りに練ったとしても
前向きに受講してくれないことには
効果は期待できませんよね。



しかし、

「他の組織のやり方は参考にはなっても
　そのまま自組織に役立つかどうかわからない。
　だったら、自分たちの手でやってみよう」

そう思うこともあるでしょう。



が、自己流が事故理由にならないよう

『プロに頼る』
という選択肢も覚えておいてくださいね。


来年度の研修計画を立てる際にも
ぜひ心に留めておいてください。