看護管理者のためのチームビルディング概論
看護部専門組織マネジメントコーチの山本です。
日々の忙しさに疲れていませんか?
また、ちょっとしたミスや部下後輩の失敗に
イライラしてしまっていませんか?
今日は、そんな日々の『苦痛』を和らげて、
心の落ち着きと仕事の成果を両立するコツを
3つご紹介しますね。
ある本からの学びなのですが、
ご興味ある方は、
Amazonリンクを貼っておきますので、
一度チェックしてみてくださいね!
さて、日々の苦痛やしんどさは
どこからくるのでしょうか?
「それは、いろいろ原因があるでしょ」
と思われるかも知れませんが、
実はシンプルです。
「苦痛とは、今あるものと、
あってほしいと思うものが
違っているということ」
今回ご紹介する本の中に書かれていました。
確かにその通りだと思いませんか?
部下育成での苦痛は、
「本当ならこれくらいできてほしい」
というあってほしい姿と
目の前の部下の姿に違いがあるから。
日々の忙しさから苦痛は、
理想とする働き方や本来やるべきことが
できていなければいけないとする理想と、
それらが全くできていない今に
違いがあると感じているから。
では、これらの苦痛をなくすために、
いったい何ができるでしょうか?
コツは3つあります。
①いま目の前のことに集中すること
②過去に起こった出来事から学ぶこと
③理想の未来を描いて計画を立てること
これらはカメラの三脚と同じで
どれか一つでもガタつくと
すぐに倒れてしまいます。
日々の忙しさから、
あるいは起こる出来事の多様さから
つい「あれもこれも」と手当たり次第に
仕事に着手してしまいがちですが、
逆効果です。
そうすることで
充実感も満足感も得られず、
ただ締め切りに追われるストレスが残るだけ。
だって…、
「本当なら…」という理想が
現実をはるかに上回りますから。
また、忙しくなると
過去の出来事を振り返らず
次の仕事に着手してしまいがちです。
ミスや失敗をして凹んでも
時間は待ってくれませんから。
しかし、少しでも時間をとって
きちんと振り返りをするとどうでしょう?
そこから同じ過ちを
繰り返さないための光明が見え、
気分も上向きになるのではないでしょうか。
また、将来のことを見ずに
闇雲に前進し続けると不安が襲ってきます。
しかし、形のない漠然とした不安は
払拭のしようがありません。
そこで意識してほしいのは
不安を抑え込むことではなく、
明るい未来を描くことです。
理想の未来を描き、
そこに向かうための計画を立て、
一つずつ実行していくのです。
そうすることにより、
今何をすべきかが明確になり
集中できます。
また、過去から学ぶことで
今できることの質が高まります。
そして、今に集中することで
落ち着いて、仕事の成果を上げられます。
日々の出来事に苦痛を感じたら、
①いま目の前のことに集中すること
②過去に起こった出来事から学ぶこと
③理想の未来を描いて計画を立てること
この3つのどこかにガタが来ていないか
チェックするタイミングかも知れませんね!
この内容は下記の本から得られたヒントです。
良かったら読んでみてくださいね。
『プレゼント』スペンサー・ジョンソン著
https://amzn.to/3xzkcPY