キャリア開発の意義
WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
時間管理&習慣化コーチの山本武史です。
徐々に秋の深まりを感じる気温の変化、
体調など崩されていませんか?
わが家では妻と小6の双子が風邪気味です。
あなたも体調には気をつけてくださいね。
さて、本題ですが・・・、
今回のコラムは番外編です。
ありがたいお話ですが・・・、
ここ最近、研修が忙しく、
月のうち半分以上出張で出かけております。
そんな中、親としては
「うちの子、ちゃんと勉強してるかな・・・」
なんて気になっちゃうんですよね。
ですが、僕自身はこどもに
「宿題しろ」「勉強しろ」って言わないんです。
というか、
やらされ感が出ちゃうと本当の学びにはならないので、
「宿題しろ」「勉強しろ」とは言いたくないのです。
で、考えました!
どうやったら、こども自らが
「わかった!勉強する!」って言うかを。
そして、実験してみました!笑
結果としては、大成功!
これ以降、宿題はちゃんとやっています。
もちろん、今後もずっとそうかと言うと
そうとは言い切れませんが・・・^^;
現に、『ゲームが先』になってる日もあるので。
さて、では、いったいどんな話をしたのか?
その一部始終を大公開します!
【娘たちとの会話】
ぼく「父さん、最近、筋トレにハマってるやん?」
娘①「そうやなー。何がおもしろいん??」
ぼく「やせたり体つきが変わってきたと思わん?
体力もついてきたから疲れにくくなったし、
今まで無理だった重さが上がるとうれしいよ。」
娘②「そういえば、お腹のタプタプ減ったな。
けど、筋トレで疲れんの?」
ぼく「そりゃ、疲れるけど、気持ちええよ。
で、体力ついたら仕事もがんばれるしな。」
娘②「へー、そんなもんなんや」
ぼく「そういや、話変わるけど、
学校で聞いてない?『少子高齢化』って・・・」
娘①「聞いたことある。それがどうしたん?」
ぼく「これから、ますます高齢化って進むんやって。
そうなったら、どうなると思う??」
娘①②「うーん・・・。」
ぼく「例えば、じいちゃんは70歳近いけど仕事してるやん?」
娘①「そうやなー。しんどくないんかな?」
ぼく「そりゃ、しんどいやろな。
でも、寿命がもっと伸びたら、
もっとおじいちゃんになっても働かなあかんなるよな?」
娘①「そうやなー。元気で長生きせなあかんな」
ぼく「でも、何も運動せんかったら、
体力はどんどん落ちていくやん?」
娘②「そうやな。じいちゃんも散歩したりしてるもんな」
ぼく「そうそう!だから、これからは
みんなが運動せなあかん時代になるんちゃうかな?」
娘②「そうやなー。運動、大事やな!」
ぼく「そうそう。それもあってやと思うけど、
最近、父さんが行ってるようなフィットネスジムが
どんどん増えてるんやって。
これからも、もっと増えるかもしれんな」
娘①「へー。そうなんや」
ぼく「あんたら、勉強嫌いやったら、
得意な運動で仕事できる、
フィットネスジムみたいな仕事したらいいのに」
娘②「それもええなー。
運動するのは大好きやからやってみたいな」
ぼく「でも、たくさんできてるってことは、
ライバルも増えるってことやん?
そしたら、他の人とは何か違うことせなあかんよな?」
娘①「・・・、何がええかな?」
ぼく「体力つけるには、ごはんとか栄養って、大事やん?
あと、ケガしたら運動できんなるから、
ケガせんように気をつけなあかんよな?」
娘①②「うん、そうやな」
ぼく「けど、何を食べたらいいか、
どんなふうに動いたらいいか、
普通の人は知らんよな??」
娘②「わからんなー」
ぼく「じゃ、どうやったらええか教えてあげたら、
運動する人って喜ぶんちゃうかな?」
娘①「そうやな。喜んでくれたら、私もうれしいなー」
ぼく「あんたらが大きくなったら、
一緒にフィットネスジム作ろうか!
お父さんは一生懸命働いてお金作るから、
あんたらは栄養と身体のことを勉強してくれるかな?
で、運動しに来てくれる人に教えてあげて!」
娘①②「わかった!勉強する!」
【以上、ここまで】
・・・ってな会話をしました。
どこまで本気かはわかりませんが、
かなり興味を持って聞いてくれましたよ!
将来の夢とか、就きたい仕事とかって、
こどもからするとまだまだ先の話で、
現実味のない話だと思うのですが、
具体的に話していけばイメージしてくれます。
そうしたら、
何が必要か、どうすれば良いか、
一緒になって考えてくれます。
その結果、
勉強が必要だと自分で考え出したら、
自ら進んで勉強してくれるようになると思うのです。
実際、うちの長男(中3)は受験勉強に精を出していますが、
バスケの強い高校で、かつ情報系の学科を希望しています。
具体的に行きたい高校も明確になっています。
そこに合格するために、一生懸命なんです。
自分の夢や将来就きたい仕事が具体的になったとき、
それに必要な学びを自らしていくのだと思います。
で、これはこどもに限った話ではなく、
大人も同じですよね?
ぼくも「プロコーチになりたい!」って思ってから、
本当に真剣に学びましたもん。
「プロの講師になりたい」って思ったとき、
他の講師の話し方や内容を分析しましたもん。
ぼくたちの学びの意欲は、
夢やなりたい姿から逆算すると湧いてきます。
こどもや部下後輩の学習意欲を高めたい方に
この情報が届きますように・・・。
そして、やらされ感のない
純粋な意欲からくる学びが広がりますように・・・。
今回はこの辺りで失礼します。