管理職として成功するかどうかの境界線とは!?
WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
時間管理&習慣化コーチの山本武史です。
先日、とある企業さんで
リーダーズインテグレーションという
ファシリテーション・プログラムを提供させていただきました。
リーダーズインテグレーションって何かというと、
「リーダーの陰口をメンバーが言い合いつつも、
最後にはリーダーの目標に対して、
自分たちには何ができるかを考え出すプログラム」
です。
なので、リーダーは自分の陰口を堂々という場を
自ら設定することになるのです。
怖いですね^^;
ですが、
このプログラムは
組織を空中分解させるものではなく、
全く真逆の効果を生み出します。
インテグレーションとは、
「統一」「統合」「融合」「一体化」などの意味があり、
つまり、リーダーとメンバーの想いを
融合させていくプログラムなのです。
僕がこれまで提供させていただいた企業の経営者さんは
いずれも大いなる想いのある方です。
時にはそれがメンバーに受け入れられず、
また、時には一人で抱え込むことになり、
もどかしさを感じておられました。
しかし、このプログラムを行うことで、
確かにリーダーの方は陰口を叩かれますので、
居心地の悪い時間を過ごすことになりますが、
それでも、メンバーとの距離は格段に近くなります。
それもちゃんと心理学的根拠に基づいた
『信頼関係を構築する方法』ですので、
再現性も抜群に高いのです。
信頼関係を築くって容易ではありません。
なぜなら、
お互いが尊敬し合える間柄でなければなりませんから。
じゃ、尊敬するってどういうことか、
何をすれば尊敬することができるのかというと、
エーリッヒ・フロムの言葉を借りると
「尊敬とは、その人のありのままの姿をみて、
その人が唯一無二の存在であることを知る能力のこと」
だそうです。
つまり、自分に対して文句を言う人も、
自分とは違う価値観や信念を持つ人も、
そのありのままの姿を見て、唯一無二の存在であると
知っていくことが尊敬なのです。
で、そのためには、
相手の人をよく観察して、
相手の関心ごとに関心を寄せていくことが求められます。
何をどう考えているかは、
その人の関心ごとに対する態度から見て取れますので。
ということは、
相手の関心ごとに関心を寄せ、
相手を自分とは違う唯一無二の存在だと知ることが
信頼関係を築く入り口なのです。
リーダーは多かれ少なかれ、
必ず誰かに陰口を叩かれるものです。
であれば、それを嫌に思って我慢するだけでなく、
それを正面切って受け止めることで
信頼関係を築いていってみてはいかがでしょうか。
勇気と覚悟が必要なプログラムですが、
それ相応以上の効果が出ますので、
ぜひトライしてみてくださいね!
もし、もっと具体的なやり方が知りたい方は、
お問い合わせフォームからメールを送ってくださね。
では、今回はこの辺りで失礼します。