【WLBコラム】モチベーションが上がらない仕事のやっつけ方
WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
働き方改革をサポートするタイムマネジメントコーチの山本武史です。
タイムマネジメントといえば、
直接的に『時間を効率よく使う方法』や
『無駄な時間を減らす方法』などが注目されますが、
忍耐力や集中力を高めることによっても、
時間の効率を高めることが可能です。
例えば・・・、
仕事が立て込んでいることがわかっているにもかかわらず、
どうも手が進まない時ってありませんか?
また、
締め切り間際の仕事が複数あり、
集中しなければならないことは百も承知だけれども、
気が散ってしまって仕事が捗らないこと、ありませんか?
これらの場面で必要なのが、
『忍耐力』と『集中力』です。
高い忍耐力があれば、
辛い時間もなんのその、やるべきことをやり遂げられます。
高い集中力があれば、
気が散ることもなく、順序よくやるべきことをこなせます。
では・・・、
これら二つの力を高めるために
僕たちは、いったい何をすれば良いのでしょうか?
それは・・・、
『何もしない時間を過ごす』ことです。
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タイムマネジメントとの一般的な方向性、
「いかに効率よくたくさんのことを行うか?」
という発想とは、真逆です。
今の僕たちは、
いわゆる暇な時間を過ごすことが極端に減っています。
「困った、これどうやればいいかな・・・?」
と考える暇もなく、
パソコン、タブレット、スマートフォンなどで検索して、
仕事を続けることができます。
あなたは、病院で診察を待つ間も待合室でスマートフォンを片手に
メールチェックなどをしていませんか?
あるいは、電車で、飛行機で移動する際にも、
有益な情報はないかとあちらこちらを探し、
一切無駄な時間は過ごすまいと気を張っていませんか?
隙間時間の活用はもちろん大切です。
否定するつもりはありません。
が、忍耐力や集中力を高めたければ、
『何もしない』という決断をすることが大切です。
ものすごい忍耐力が試されます。
また、集中力が高まっていることを体感できます。
試しに、15分間だけやってみてください。
パソコン、タブレット、スマートフォンの電源を落とし、
何もせずにじっと心を落ち着けていられるでしょうか?
15分は長いと感じるかもしれませんが、
1日という時間からすると、たったの1%ですからね。
それくらいの時間、何もしなかったとしても、
全く無駄にはなりませんから安心してください(笑)
その時間を使って、
ぜひ、今の自分を見つめてください。
呼吸や心拍数、手足の感覚や、
頭の中に思い浮かぶこと、今この瞬間の気持ち、
自分のありとあらゆることに意識を向けてみてください。
結論を出すことに固執せず、
ありのままを感じてみてください。
これは、今、世界中で注目されている
禅やマインドフルネスなどで言われていることです。
ぜひ、試してみてください。
実は、この『何もしない時間』の会議バージョンを
就業時間内に取り入れている企業もあります。
『何も決めない会議』として、
ただ1時間、思うこと、感じることなどを言葉にしていきます。
この会議については、また機会があればご紹介しますね。
さて、今日は忍耐力と集中力を高めて、
日々の仕事の生産性を高める方法をご紹介してきました。
ぜひ、お試しくださいね^^
では、今日はこの辺りで失礼します。