【WLBコラム】崩れない『スケジューリングのコツ』10連発！「vol.2：自分時間も記入する」
WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
働き方改革をサポートするタイムマネジメントコーチの山本武史です。
前回、こんな内容でコラムを書かせていただきました↓
【WLBコラム】後輩部下に自己研鑽を促す方法
専門知識やスキルの学びも大切ですが、
そのほかに、どんなことを学んでいけばいいかわからないってことありませんか？
自己研鑽って、時間管理のマトリクスで言うところの、
『第2領域（緊急ではないが重要なこと）』のタスク（やるべきこと）です。
（『7つの習慣：スティーブン・R・コヴィー著』参照）
今回は、この第2領域の内容をいくつかご紹介しますね。
ワークライフバランスを考えるときには、
必ず役にたつと思いますので、参考にしてみてください。
今回の内容は動画でもご紹介しています↓
まず、第2領域とは何かってところからご紹介します。
ここでご紹介している時間管理においては、
急ぎか否かという『緊急度』だけでなく、
重要か否かという『重要度』も加味して優先順位をつけます。
横軸に緊急度、縦軸に重要度を取ると、
4つのエリア（象限）に分けられます。
1）重要かつ緊急なこと（第1領域）
2）緊急ではないが重要なこと（第2領域）
3）緊急だが重要ではないこと（第3領域）
4）重要でも緊急でもないこと（第4領域）
で、ワークライフバランスを考慮したタイムマネジメントを行う際には、
『2）緊急ではないが重要なこと』がカギを握っています。
この領域に入る活動を計画的に行っていくことで、
本当の意味で充実した幸せな人生が送れるようになります。
なぜ重要なのかについては、下記の記事をご覧ください↓
【WLBコラム】なぜ、今、タイムマネジメントなのか？
さて、では実際にどんな活動が第2領域に入るのか、
みていきましょう！
『7つの習慣』では下記のようなタスクを
第2領域のタスクとして掲げています。
・人間関係作り
・予防行為
・最新再生（自分を磨くこと）
・準備や計画
・適度な息抜き
仕事を進めていく上で専門知識やスキルはとても重要ですが、
それらを活かしていくためにも、上記のタスクに取り組んでみてください。
少し解説を加えておくと・・・。
「予防行為」には、例えば、
・病気にならないための予防（健康管理）
・事故の予防（リスク管理、ヒヤリハットの検証など）
・仕事の行き詰まりの予防（スキルアップ研修受講など）
などが含まれます。
「人間関係作り」では、
直接のコミュニケーションもとても大切なのですが、
『心理学』を学ぶってことも重要です。
ちなみに、僕のオススメは
「アドラー心理学」と「フランクル心理学」です。
アドラー心理学については勉強会もしていますので、
気になる方は下記をチェックしてみて下さいね。
第6回『アドラー心理学を学び実践しよう会』ver.2.0
なぜ、心理学を学ぶことがいいのかというと、
大きな意味での人間理解を深めていくことによって、
信頼関係を築きやすくなるからです。
特に、今、職場の人間関係に悩んでいる方は、
上記の二つの心理学を学ぶといいと思いますよ。
まずは読書からって方は下記の本を読んでみてはどうでしょう？
アドラー心理学嫌われる勇気（岸見一郎著）
フランクル心理学フランクルに学ぶ（斉藤啓一著）
さて、話が細かくなってきましたが・・・。
第2領域のタスクには、
・人間関係作り
・予防行為
・最新再生（自分を磨くこと）
・準備や計画
・適度な息抜き
といった内容が含まれます。
ぜひ、これらに取り組んでみてください。
その際は、「時間が空いたら」ではなく、
ちゃんと「計画して」実践してくださいね。
では、今回はこの辺で失礼します。
ワークライフバランスを考慮した
1週間の予定を組むワークショップを開催します。
ワークライフバランスを実現したいって方、
時間の使い方を見直してみたいって方は、
下記をご覧くださいね↓
第4回WLBタイムマネジメント講座〜1週間の予定を組むワーク
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