【WLB番外編】心理学に基づくコミュニケーション・マインドとは
WLBコラムをご覧いただき誠にありがとうございます。
タイムマネジメントのプロ、山本武史でございます。
あけましておめでとうございます!
いよいよ2018年が始まりましたっ!
さて、今年はどんな1年にしたいですか?
昨年を振り返って、
新たに挑戦したいこと、逆にやめたいこともあるでしょう。
それらを実現するために、
2018年1発目のコラムは『目標設定』について
ご紹介したいと思います!
目標設定のフレームとして、有名なものといえば・・・、
そう!
『SMART』です!
よく、「目標設定はスマートに!」なーんて言われています。
また、もう一つ、
今度はコーチングのフレームとして有名な
『GROWモデル』というのもあります。
この二つを組み合わせることで、
目標設定がとても楽になりますので、ぜひお試しくださいね!
さて、その具体的なやり方をご紹介します。
まずは『SMART』の方を使います。
Specific:具体的な
Measurable:計測可能な
Action-oriented:行動ベースの
Reality:現実的な
Timely:タイムリーな
この5項目を満たすような目標を立てます。
(5項目の内容は諸説あります)
達成の条件が曖昧なものは、
「達成できない」あるいは「達成したと言い切れない」ため、
モチベーションを維持するの大変です。
例えば、
小学校でよくある「あいさつ日本一」という目標。
確かにすばらしい目標です。
が、「あいさつ日本一」ってどんな状態でしょうか?
何を持って「達成」と言えるのでしょうか?
この曖昧さがモチベーションを下げるのではないでしょうか?
それよりもSMARTを意識して、
「毎日、クラス全員と、朝の帰りのあいさつをする」
という目標にしてみると、
達成できたかどうかを個々人で振り返れます。
こども達にとっても、
この方がわかりやすいのではないでしょうか?
そして・・・、
これだけではなく、
もうひと項目つけ加えて欲しいものがあります。
それは
「Exciting:ワクワクする」です。
ワクワクする目標はモチベーションも維持してくれますよね!
というわけで、6項目合わせて、
『e-SMART』と覚えてくださいね!
そして、続いては『GROWモデル』の方です。
GROWとは、
Goal:ゴール、目標
Reality:現状
(Resource:使える資源)
Options:行動目標
Will:意思
の頭文字を取ったものです。
先ほどの目標をゴールとして、
ゴールに対する『現状』を書き出します。
現状とゴール(目標)の間のギャップを明確にして、
そのギャップを埋めるための行動目標を考えていきます。
その際に、使える資源(人、物、お金、情報、時間)は何か?
それらの組み合わせはどうか?
などを考えると良いでしょう。
そして、最後に、目標・行動目標と、
人生の目的、価値観、役割とを眺め、
今年の目標としてふさわしいかどうかを確認してください。
ここまでしっかりとできれば、
すばらしい目標になっているはずです。
ぜひ、やってみてくださいね!
さて、今年1発目の
WLBタイムマネジメント講座は1/25に開催します。
ワークライフバランスを見直し、
公私ともに時間を有効活用したいなら、お見逃しなく!
第3回WLBタイムマネジメント講座〜1週間の予定を組むワーク
では、今日はこの辺りで失礼します。