タイムマネジメントでこんな勘違いをしていませんか?
こんにちは。
WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
タイムマネジメントのプロ、山本武史です。
さて、研修やコーチングで時間管理術について話していると、
「きちんとスケジュールを組んでも突発的な仕事が入って、結局、崩れてしまうんですよ」
といったご意見をよく聞きます。
そんな方のために、
『スケジューリングのコツ10カ条』をお伝えしています!
ぜひ続けてお読みくださいね。
今回が5回目になりますが、これまでの4つはいかがだったでしょうか?
実践してもらえていますか?
【崩れないスケジューリングの10カ条】
1)締切日だけでなく、着手日を記入する
2)自分一人の仕事時間も記入する
3)他人に任せられないか考える
4)ゴールを想定して、「下ごしらえ」はまとめて行う
では、、、5つ目、いってみましょー!
『想定外リスクを考える』
何をするにも『リスク』は付きものです。
小さなものもあれば、大きなものもあります。
しかし・・・、
考えれば考えるほど、想定外リスクは減らせます!
なぜなら、考えた時点ですでに「想定外」ではなくなるからです。
ん〜、当たり前ですよね!
ですが・・・、
忙しくなってくると、リスクを考える時間も疎かにしてしまいがちです。
例えば・・・、
会議の10分前に印刷をしようと思っていたら、
たまたま他の人が大量印刷をかけていて焦った。
とか、
普段なら車で30分あれば十分着くのに、
たまたま事故で渋滞していて約束に遅れた。
なんてことは、あなたも経験があるのではないでしょうか?
また、自分自身の病気やケガもそうです。
これからの時期、気をつけなければならないものとして、
インフルエンザや感染性の胃腸炎がありますよね。
リスクというものは、
想定外だからこそリカバリーに時間がかかるのです。
ですので、きちんと想定内にしておけば良いのです。
つまり、
「リスクを洗い出して対策を考える」
これだけです。
ただ、リスクを洗い出すためには、
仕事ややるべきことの全体像が見えてなければなかなか出てきません。
また、その仕事ややるべきことの目的と目標も明確でないと、
抜け漏れなく洗い出すことは難しいでしょう。
例えば、先にあげた「会議資料の印刷」にしてもそうです。
会議自体の全体像(時間的なスケジュール)や目的を考え、
いつまでに仕上げておくべきものなのかを考えておけば、
直前に慌てることはないはずです。
ということで、
きちんとその仕事なり、やるべきことなりの本質を見つめ、
集中して取り組めるよう、リスクについて考えましょう。
タイムマネジメントの本質は
「やるべきことを、やるべきタイミングでやる」です。
その機を逃さないよう、しっかりリスク管理しましょう!
では、今回はこの辺で・・・。
あ、次回は、この10連発の中でも
最も重要で、かつ最も継続が難しいものを紹介します!
ご期待くださいね^^
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