幼児の発達の症状の特徴59
小学生(6歳から12歳児編)における発達の症状の特徴を解説します。今回は47回目です。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているのは、1回目で解説しているとおり、子どもの外側からみた行動の観察です。子どもが内側でどういう「体験」の行動をしているのか理解が必要ですし、その理解を「学び」に活かしているのでしょうか。
これは、子どもの内側の「体験」という「その子らしさ」の基本的人権です。この基本的人権を保障し、尊重し、理解して学びに対処しなければなりません。
「学び」や「子育て」においても、「その子らしさ」を尊重し、理解していただきたいと思います。
また、これから述べる各症状の特徴を「発達障害」かどうかではなく、その似たような行動や振る舞いも「その子らしさ」であることを理解しましょう。
9 お友達となじめない
<うちの子の場合は>
うちの子の場合は、お友達の輪の中に入れない特徴があり、学校ではいつも独りぼっちでした。
たまにお友達が誘ってくれると一緒に遊んでいるようです。
同級生のお友達の遊びについていけないので、なかなかお友達も誘ってくれません。
お友達の遊びについていけるようにならないと、誘ってくれるお友達はいないと思います。
(9終わり)
次回に続きます。