Mybestpro Members

吉田洋一プロはIBC岩手放送が厳正なる審査をした登録専門家です

幼児の発達の症状の特徴45

吉田洋一

吉田洋一

テーマ:子育てをめぐる問題

 3歳から6歳児の幼児における発達の症状の特徴の45回目を解説します。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているから即発達障害だということではありません。経過観察も必要ですし、年齢が上がるほどその特徴がなくなることが大半です。
 また、皆さんが誤解していることがありますので、再度申し上げます。
 発達障害は発達の異常ではありません。発達の定型(平均)からのずれ(order)が生じているだけなのです。

13 迷子でも気にしない。突然いなくなる。
(続き)
「困ることは、突然いなくなること。迷子でも気にしないこと。」
 迷子になっても帰ってこないと、交通事故の危険があります。
 ・突然どこかに行って帰ってこない。
 ・お出かけの途中でいなくなる。
 ・幼稚園の外に出ていなくなる。
 一番怖いのはやっぱり交通事故です。独りにしないように気をつけましょう。

「突然いなくなる。迷子でも気にしない。その原因は?」
 自分の興味だけで行動して、独りでも気にしないのが原因です。」
 ・自分の興味だけで行動します。
 ・嫌なことから衝動的に逃げ出します。
 ・我慢する自制心がありません。
 ・行動に対しての判断力がありません。
 ・他人に関心がなく、独りでも気になりません。
 その子はこんな原因で、突然いなくなって迷子でも気にしません。周囲の人に関心がなく自分が興味をもつことだけで、行動してしまいます。
 大騒ぎしてやっとの思いで見つけても、その子は全く気にしていません。悪いことをしている自覚がないのです。

  次回に続きます。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

吉田洋一
専門家

吉田洋一(心身発達の心理士)

一般社団法人JSTC

子どもがテニスを通じて、身体の動かし方や潜在的な能力を引き出し、運動の基礎づくりをサポート。さらに子どもが主体的に取り組む大会を企画開催し、その中で対話的な深い学びを習得し、自律性を高める指導を行う。

吉田洋一プロはIBC岩手放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

テニスを通じて子どもの心身発達を支援するプロ

吉田洋一プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼