幼児の発達の症状の特徴48
3歳から6歳児の幼児における発達の症状の特徴の32回目を解説します。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているから即発達障害だということではありません。経過観察も必要ですし、年齢が上がるほどその特徴がなくなることが大半です。
また、皆さんが誤解していることがありますので、再度申し上げます。
発達障害は発達の異常ではありません。発達の定型(平均)からのずれ(order)が生じているだけなのです。
10 運動が苦手。ぎこちない動き、バランス感覚がない。
(続き)
<改善例>
感覚統合療法 遊びで感覚を刺激する
道具を使った運動遊びで、楽しみながら感覚を刺激し、脳の機能を成長させる療育方法が感覚統合療法です。
発達障害のある子の運動には、この感覚統合療法が最も効果が期待でき、一般的に使われる療育方法です。
感覚統合療法は療育の専門家の指導がなくても、日常生活の遊びの中で、楽しく療育できる方法です。
・ブランコ
・ジャングルジム
・うんてい
・滑り台
・ボール遊び
・縄跳び
・鉄棒
・平均台
・とび箱
・シーソー
・三輪車
このような遊具で楽しく遊ぶとで、感覚統合が鍛えられ、発達障害児の運動量力が向上します。
次回に続きます。