糖尿病のあなたは、食事の減量が必要なタイプですか?
子育て世代の生活習慣病を考えるまちかど糖尿病指導薬剤師の笠原友子です。
開業以来、予防的観点を持って仕事をしています。
盆・暮れ・正月
人が集まるときには、食事が伴い、
せっかくの努力が水の泡となるようなリバウンドに悩む方々があります。
初月三が日を過ぎて
体重計に乗っては、ため息をついている方もあるのでは?
そこで今日のお話は、
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リバウンドについてのお話
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結果にコミットすると言うCMで評判のRIZAPが行った調査によると
【ダイエット成功率について】
ダイエットに失敗した(リバウンドした、前より体重が増えた)割合は、
全体が35.1%だったのに対し女性は59.6%。
結構リバウンド率は高いですね。
「みんなリバウンドしてるじゃない!」
と安心することなかれ!
問題はそのあと、物事に対するリアクションが重要です。
いかに切り替えを早く、次の行動に出るか?
少し話は違いますが、
スポーツのバスケットボールの経験はありますか?
中学生や高校生の時に、体育の授業で経験した方も多いかと思います。
ゴール下で、リバウンドを取ったり取られたり
バスケットボールにおけるリバウンド (Rebound) とは、
シュートされたボールがゴールしなかった場合にそれを掴み取る、
あるいは味方にティップすることによってボールを獲得するプレーである。
出典・画像: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
そう!リバウンドを取るつもりで
すぐに行動の切り替えを行えばいいだけなのです。
ダイエットの努力はからだが覚えている⁈
大学院修士時代に所属していた糖尿病代謝内科の研究室で
肥満の大学院生が、ダイエットの努力を体が覚えていることをラットで証明し
論文にしていました。
ふだんダイエットに努力していても
友人たちの集まりや盆・正月に食べ過ぎてしまっては水の泡
でも、ほんとうのリバウンドは、少しテンポをずらしてやってきます。
彼は、この時の指標となり得る血液成分を見つけ出していました。
彼自身、大変な努力を繰り返して来ていたのだと思います。
その結果が、この貴重な研究に結びついているのだと注視していました。
食べ続けた時の体重増加の多くは○○
テンポよく食べ続けていた時
食べるたびに、血糖を下げるためのインスリンが分泌されていました。
インスリンには、食べたエネルギーを効率よく体に蓄える働きがありますが
他の作用の1つに、カリウムを体の外に排泄させて、
結果としてナトリウムを貯留させる働きを持ちます。
テンポよく食べ続けた結果、一気に体重増加した体重増加の一部は
むくみなのです。
むくみによって、血圧上昇までつながっていました。
したがって、
バスケットのリバウンドを取るつもりでまず
食べ過ぎを控え、十分な新鮮な野菜でカリウム補給をし
ウォーキングレベルから運動を始めることで、解消しましょう。
すみやかに行動をとることで
からだは、以前の努力を覚えていますから
何もしなかった方よりは、早くに解消することでしょう。