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笠原友子

栄養と漢方で糖尿病を健康に導くプロ

笠原友子(かさはらともこ)

笠原健招堂薬局(有限会社笠原)

コラム

全治3か月と宣告された捻挫が、わずか3週間で完治⁉

2019年8月17日

テーマ:薬局店頭相談

まちかど糖尿病指導薬剤師の笠原友子です。
薬局店頭で、患者が自分でできる
肥満・糖尿病対策にとりくんでいます。

今日の話題は、
血糖コントロールにも関係する整形外科的話題で
************************
全治3か月と宣告された捻挫が、わずか3週間で完治⁉
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と言うお話です。

捻挫・アキレス腱の故障や断裂・腱鞘炎など
筋を傷めて整形外科に通院する方々があります。

通院する方の多くに、
鎮痛消炎剤や胃の粘膜を保護する薬が処方されます。

でも、なかなか治らないですよね~
場合によっては、
通院が長期にわたる場合もあります。

整形外科では、あまり血液検査はされないので
栄養状態は分かりにくいのですが

同時に内科などに通院している方の場合は
内科の検査結果から、その方の栄養状態を知ることができます。

今回の話題は、血液検査データがあったお陰で
主治医の診断以上に、早く重症の捻挫から回復した例のご紹介です。

血糖上昇の指摘の直後に、重症の捻挫

単なる偶然に見えるケガの重傷度が
身体の栄養状態から見ると、必然である場合があります。

これは当店で遭遇した例です。
直前の健診で血糖上昇の指摘を受けた方がありました。

単なる偶然ですが、
直後に小さな段差を踏み外して転倒し
全治3か月のねん挫と診断結果を出されてしまいました。

ところが、不幸にも以後の予定が満載で
3か月も重症捻挫だからと言って
静かにしていられる状況ではありません。

病院プラスアルファで回復期間を短縮できないものか?

そう考えた末に、直前の健診結果と
お薬手帳を持参して当店に来店されました。

オーダーは2つ(←突然一つ増えました(笑))
1、全治3か月のねん挫の回復を可能な限り早めたい
2、2週間後にある健診の再検査で高血糖状態をクリアしたい

処方薬は、どこの整形外科でもありがちな
消炎鎮痛剤と胃粘膜の保護剤、そして湿布薬

直前の健診結果から
高血糖の原因と整形外科的な傷の回復が遅れる原因と
両方に関係する栄養素不足を見つけ出し
高血糖改善対策も含めて
その日の内に補給を始めて戴きました。

全治3か月が、3週間で完治!?

よほど嬉しかったのでしょうか?
整形外科の帰りに、お店にかけこんでこられました。

「あの整形の先生、全治3か月って言っていたのに
 走れるほどになったから、診察に行ってみたら
 完治だって!信じられない。
 年齢的にも、60歳近いのにー!

 決してあの先生がヤブなんかじゃなくて
 自分の取った方法が良かったんだって確信できるー!」

なぜ全治3か月のねん挫が3週間で回復したのか?

この方の場合、一見欲張りのように見えますが
オーダーを突然2つに増やされたことも
改善を早めた結果につながります。

オーダーの2つ目に「高血糖の改善」があったのを覚えておられますか?
高血糖は、インスリンの分泌不足や働き不足で起きます。
こちらも同時に改善させようと考えていただけたことが
回復させやすくなった理由です。
それは、つまり、

1.インスリンが正常に働くために必要な栄養素と
傷が回復するときに必要な栄養素の中に同じものがあり
二兎を追うつもりで十分に補っていただけました。

2.高血糖状態を改善するために服用していただいた漢方薬は
循環を改善するので、結果として傷の回復に必要な栄養素を
故障個所にも十分に運ぶことにつながりました。

3.炎症を鎮めるために摂って戴いたビタミン剤は
「筋」に必要な栄養素でした。

4.回復を良くするためと、高血糖状態の改善のために
カロリーの一部を糖質からたんぱく質に換えていただいたことで
「筋」に必要なたんぱく質が十分に補われました。

5.2で使った漢方薬による赤血球変形能の改善によって
高血糖状態が改善され、高血糖による患部への刺激が減りました。

つまり
*******************
筋の故障は、循環改善と栄養補給がキモ
******************
と言う事です。

もうすぐ、健診の再検査の結果も出る予定です。
こちらの結果は、後日このコラムに付け足す形で報告いたしますね。
お楽しみに♪

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この記事を書いたプロ

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笠原友子(笠原健招堂薬局(有限会社笠原))

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