そのサプリ、何のために飲んでいるんですか?逆効果になっていませんか?
花粉症のシーズンがやって来ました。
マスクも鼻炎薬も使わずに花粉症自体を改善する方法があるのをご存知ですか?
花粉症前線が活発化して来ています。
花粉と聞くだけでも鬱陶しいですし、鼻炎を治める薬の中には血糖値を上げる薬も多いです。
おススメは、3つ目の方法です。事前の対策やふだんの体調管理にも役立ち、妊婦でも安心です。
飲む花粉症対策は、大きく3種類
1.抗アレルギー薬を使う方法
2.漢方薬を使う方法
3.栄養素補給で改善する方法
1つめは、抗アレルギー薬や市販薬を使う方法
1つ目の抗アレルギー薬を使う方法は、一番一般的で対症療法になります。
病院で処方される薬、それが市販化されてスイッチOTCやセルフメディケーション減税対象となって販売されている薬、市販の鼻炎薬があります。
メリットは、飲めば効くこと
デメリットは、抗アレルギー薬の効きが悪いこともあったり、副作用から来る不快感もあわせ持つこと
病院薬の抗アレルギー薬は体の中の原因に対してピンポイントで効果を発揮するよう作られているので、ポイントが外れていると効きが悪いです。
市販の鼻炎薬の服用は、幅広く効果を発揮する薬が配合されていますが、鼻が痛い!ツンと来る!のどが渇く!血圧が上がる!血糖値が上がる!効かない!と言った悩みをお持ちの方も多いかと思います。
病院の処方薬の中にも、市販薬にしばしば配合されているプソイドエフェドリンを配合した薬剤もあります。
1ヶ月以上の処方をされる医師もありますが、2週間以上の連用の安全性は確立されていません。
処方された医師の所へ疑義照会を行い、確認をとってから調剤をしていますが、高齢者の中には血圧上昇や頻脈となり、息苦しいと訴える方もあります。
血管収縮剤の入った点鼻薬を多用する方もあります。
鼻の粘膜に点鼻して血管収縮させ、水漏れを止めるだけですが、脳に近い位置での血管収縮剤の多用はおススメしていません。
2つ目は、漢方薬を使う方法
2つ目の漢方薬を使う方法は、自分で選ぶ方法と専門家に選んでもらう方法があります。
一般的には小青竜湯や葛根湯が使われることが多いです。
この漢方の中には生薬成分として「麻黄(まおう)」が必ず入っており、主成分のエフェドリンが効果を発揮しますが、市販の鼻炎薬同様の副作用も併せ持つため、血圧の髙い方や血糖値の高い方、心臓の悪い方にはおすすめできません。
漢方の専門家に、足の冷えは、胃腸の調子は、便通は・・と細かな問診を受けて薬を選んでもらうと、持病にあわせた的確な漢方処方を選んで鼻炎も治めてくれます。
うちもやはり、普段のご様子を細かくお聞きしています。効果の出るのも早いです。
3つ目は、栄養素補給をする方法
3つ目の栄養補給で改善する方法は、一番安全で快適かもしれません。
勤務していたスタッフの妊娠中の花粉症に対応したのが、きっかけでした。
補給を初めて1時間もしないうちに鼻炎が治まったのに驚き、以来10年以上おススメして来ています。
アレルギー疾患の方に不足しがちな栄養を補給することでアレルギー症状が治まるのです。
デメリットは、一部の抗がん剤や抗リウマチ薬の効果を悪くするため同日摂取が出来ない事と、選ぶ栄養補給剤によってはワーファリンとの併用が出来ない事だけです。
鼻炎症状が治まるのは、不足している栄養素を補うからです。
リウマチ、妊娠・授乳中、大酒飲み、糖尿病など、まったく異なる病気や状態であるにもかかわらず、共通して不足する栄養素があり、この栄養素が不足するとアレルギー症状は起きやすくなります。それで、補給すると治まる。と言う訳です。
花粉症症状の無い方の栄養バランスをイラストにすると次のようになります。
次に花粉症の方の栄養バランスをイラストにすると次のようになります。
このアンバランス部分を補充すると、バランスが取れて症状が改善して来ると考えています。
アレルギー症状を発症には、血液の中の白血球細胞がかかわっています。
アレルギーに関係する白血球細胞は、からだの中で作られるとまず、その教育機関である胸腺に入ります。ここで自分自身とそれ以外の区別が出来るよう教育を受けるのですが、胸腺に必要な栄養が不足していると教育状態が悪くなり、暴走して過剰反応を起こしたり自分自身までを攻撃してしまうようになることが知られています。
それで、教育程度を良くするために栄養素補給をするわけです。
ふだんの食生活の中で野菜不足の生活が続いている方は、野菜不足を補給剤によって解消していただくだけで、鼻炎症状は改善して行きます。
花粉症を鼻炎薬で治める時の不快感も無く、体調が改善していくとおっしゃっていただいて好評です。
この春、続く花粉症状でお悩みの時にお試しになってみてはいかがでしょう?
本日は、鼻炎薬(抗アレルギー薬)以外の花粉症対策をご紹介しました。