暑さ対策としての欄間・高窓
“車大好き中年”の施主様・・・・
自宅に「インナー・ガレージ」を作りたいとおっしゃる・・・
しかも車2台分・・・
インナー・ガレージは車2台分のスペースを無事に確保。
さらに、手前には、車体の下部を点検できるように深さ1.2mの“ピット”を設けました。
ガレージのシャッターは、米国製の“オーバースライダー”を使用。
さて、ここで問題となるのが・・・・雨!
しかも、豪雨!
この豪雨の時などのガレージ内への吹き込みが心配です。
一番簡単な対策は、道路とガレージの床との差を100㎜(10㎝)ほどにすれば大丈夫だと思うのですが、それでは車体の底を擦ってしまいそうです。
せいぜい30㎜程度の段差が許容限界ではないでしょうか?
というわけで・・・
ガレージの外の敷地内に道路の側溝とはとは別にU字溝を設けました。
加えて、万が一のために、1.2mの深さの“ピット“内に、水中ポンプで排水可能なように「釜場(かまば)」を設けました。