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梅原郁夫プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

イチョウの大黒柱

梅原郁夫

梅原郁夫

イチョウの木の大黒柱を作りました。
まず、大型丸ノコで柱材に切れ目を入れます。
更に、チェーンソーで柱の芯まで切れ目を入れます。
これを、『背割り』と呼びます。


背割り作業


で・・・・
『背割り』とは・・・
一般的には木材は乾燥したときに“ひび割れ”が生じます。
柱にこの“ひび割れ”が入ると見栄えが悪くなります。
というわけで・・・
「乾燥収縮」による“ひび割れ”を防ぐために、柱材の芯まで切り込みを入れます。
これを『背割り』と呼んでいます。

施主さんによっては、「柱に傷が入っている」とおっしゃる方もおられますが、これは傷ではなく『背割り』なのです。
また、「柱に割れ目があるのに、強度的に大丈夫なのか?」というご質問を受けることもありますが、これは調査研究機関による実験により、強度の低下は発生しないことが証明されています。

施工事例

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梅原郁夫
専門家

梅原郁夫(一級建築士)

梅原材木店

材木店としての材料の目利きと、大工の親方の経験則と腕、そして耐震における専門家としての現代科学を融合。天然の木の持つ良さが際立つ日本伝統の木造建築でありながら、最新の設計技術を備えた家ができます。

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