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飯田裕

歯科インプラント治療のエキスパート

飯田裕(いいだゆたか)

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コラム

歯肉(歯ぐき)が腫れたらどうする?歯科医師が解説する自分でできる応急処置とは?

一般歯科,虫歯,歯周病治療

2016年2月25日 / 2018年3月22日更新

 歯肉の腫れを訴えて歯科医院を受診する患者さんのうち、原因として一番多いのは歯周病に関連した歯ぐきの炎症です。次いで多いのが根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)、要するに根っこの周囲が膿んでいる状態です。歯医者行きたくてもすぐには行けない方は参考になさってください



〇歯肉が腫れたとき自宅での応急処置


※注意:この方法は根本的な解決方法ではなくとりあえず改善する方法です。

1)腫れが強いときはまず冷やす
 腫れが強く自分でさわっても判るくらい腫れているようであれば、まずは冷罨法(れいあんぽう=cooling)です!冷やすことによって強い炎症を抑えることができます。腫れている部分には膿が溜まっていることが多く、そのままにしておくと痛みが強くなってきます。

2)市販の痛み止めをのむ
 腫れていて強い痛みや発熱を伴う場合はとりあえず市販の痛み止めを飲んでください。
 現在市販されている痛み止めは、炎症を止める効果や解熱効果が期待できます。また、痛くて何も食べられず体力が低下すると、バイ菌と戦う身体の抵抗力が下がりますので我慢しない方がいいと思います。

3)うがい薬 で口の中を消毒する
 歯周病は細菌が原因の感染症ですから、イソジンやコンクールなど殺菌作用が強く、刺激が少ないうがい薬で消毒してください。うがいだけで消毒しきれるわけではありませんが、やらないよりはマシです。リステリンなどアルコール成分の強いものは刺激がかなりありますので、お勧めできません。

4)安静にして体力を回復する
 コレ、基本です!風邪も寝ていれば治りますよね?!感染症であれば体力を温存し回復させることが重要です。
 以前のコラムでも書きましたが、歯肉の炎症も肉体疲労時や、寝不足、体調不良時に起こります。体の抵抗力が落ちているために免疫力が低下しバイ菌に負けてしまうのです。発熱時には水分を多めに、食事がとれない時でもウィダーインゼリーとか点滴の代わりになるものを摂取して、安静にし体力の回復に努めてください。

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〇早めに歯科医院を受診しましょう


 歯周病は普段は症状が乏しく、歯磨き時に出血するぐらいで虫歯のような痛みはありません。時間が経つと治まってしまうこともあり、そのままにされている方も多いのではないでしょうか?
 実は歯周病は、silent diseaseとも呼ばれ、言わば見えない暗殺者なのです。近年の研究では全身疾患の原因にもなりうるとされ、油断は禁物です。また、放置することで急に腫れが大きくなったり、歯根を支える骨がとけてしまって歯が抜けてしまう直接の原因にもなります。
 したがって、「歯肉が腫れた」、「歯ぐきから血が出る」といった症状がでたら、なるべく早めに歯科医院を受診するのが基本です。すぐに受診できない方は、今回の応急処置を是非参考にしてください。



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