もみ・・・じ
涼しくなってきたこれからの、母の夜間の尿漏れ対策についての続きです。
前回、掛布団や毛布などが濡れると乾きづらいことの防御策として、
小さいサイズのマイヤー毛布を肌掛けにしてみた・・・と書きました。
もう一つ思いついたのが、「腹巻」です。
(最近の、若者も愛用しているというふわふわの可愛げのあるヤツ)
母は、デイサービスに行った日など、尿量が多いと思われる日の晩は
ライフリーの吸収量1000ccの紙パンツをはいて寝ている。
さすがに、このパンツがびっちゃんこになる・・・ということはまだ今のところはなくて
一番体重がかかる仙骨の外側が少~し浸みて濡れる・・というぐらい。
普段の日は、前に梱包単位で買ってしまっていた、表示上は900cc吸収するとある特大パッドが
まだまだあるので、昼間用の紙パンツ(吸収量300cc)の中にあてて使っている。
(梱包単位で買うのは、よほどその商品が症状に適応していて、
さらにその症状が固定している場合のみにするべき・・・・といつも言っていながら・・・)
パッドの容量がいっぱいになると、外側の紙パンツのウェストのゴム部分から浸みてくる。
ということで、母の場合は、ウェストから腰あたりが一番濡れることになる。
(睡眠導入剤を飲んでいるので、夜間トイレに連れて行くのは危ないため、
自分から起きるまではオムツ交換なし・・・「睡眠確保優先」を今は選択しています)
なので、「腹巻」なのです。
紙パンツの上につける。(パジャマのズボンの中ですね)
やわらかい素材で、暖かみもあり、アクリル素材なので、パジャマの手前で、
さらにある程度の防御ができる・・・となりました。しかもすぐ乾く。
いろいろ試行錯誤をしながらの対応ですが、
一番大事なポイントは、そもそもの尿漏れの原因が何か を見極めること。
例えば、よくあるパッドの重ね過ぎの場合は、まず重ねるのをやめて、尿量に適したモノに変える。
また、ウェストが太いのでLLサイズのパンツをはいているが、
足まわりが痩せて細くなっているため、その股ぐり部分から漏れる・・・というパターンなら、
その対策を考える・・・・などなど。
(1分丈パンツの形状で、太もも上部あたりまで包むタイプの紙パンツもある・・・)
参照 http://www.daio-paper.co.jp/news/2010/pdf/n220730f.pdf#search
原因を見つけるために必要なことは、一にも二にも観察。
よくよく見ること。
目指せ“(名探偵)コナン”くんで、観察、洞察、推理力を磨く。
介護に正解は無いと、本当に思うけれど
表れている事象には、必ず原因(理由)があるということだけは真実。
ただし、観察も、裸眼、顕微鏡、天体望遠鏡的な視点・・・というように、
幅広い視点が大切です。
ココロにゆとりを持つこともデス。