休養中の面談
長期休養に入られる方、入っておられる方との面談が毎月あります。
その中で、少数派ですが給与以外の収入源を持っている方との面談が
ありました。その方は賃貸マンションを所持されており、毎月定額の
収入が給与以外にあります。あいにく体調不良で長期休養となって
おられますが、傷病手当金以外に、このマンションからの家賃収入が
毎月あるため精神的な余裕があり、復帰に焦りは見られませんでした。
しっかりと休養をされて、復職の準備も充分にできましたので、想像より
もスムーズに職場に復帰できました。
どうしても経済的な余裕がなければ、復職をつい焦ってしまうのが
普通だと思います。この方のように準備されていることの方が稀では
ありますが、転ばぬ先の杖として、準備されるのは賢明な行動だと思います。
大企業に勤めて一定の収入は確保しても、それは安定ではなく一定との
認識が必要です。一定ではなく安定を求めるのであれば、行動が必要です。
自分が働けなくなっても、一定収入が入ってくる状態をつくっておくのが
安定といえるでしょう。
老後にも役立つように備えるという視点を持って、複収入を準備しましょう。