休養中の面談
長時間労働者に対する医師面接を依頼されることがあります。
医師面接で異常が見つかったり、疲労蓄積が判明する場合も
ありますが、その後の対応が企業によっていろいろです。
酷いときには、そのままの勤務状況が続いて、翌月再度面談を
依頼される企業もあります。医師面接ありきではなく、働き方
を自身で見直し、上司と相談して修正する必要があると考えて
います。
なかなかそこまで対応される企業は無く、医師面接によるメディカル
チェック？をクリアしたので、そのままの勤務でいいのだろうと
企業側・上司は考えているのかもしれません。
本質は違うと思います。過重労働による疲労蓄積が引き金または原因
となって、脳・心臓疾患を発症したり、メンタル不調になったり、
悪化する可能性があります。
長時間勤務者があれば、医師面接まで待たずに上司や人事と話し合って
会社としての対応を検討して対策をとって欲しいものです。その後に
医師面接でもいいと思うのですが、多くは対策等は無く面接のみ
依頼されるので、医師としては？？？と感じています。
