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辻上周治プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

コミュニケーション能力

辻上周治

辻上周治

テーマ:産業保健

職場で問題になっている方々と産業医面談をしていて、最近特に
気になることがあります(最近の傾向でしょうか?)。
相手の気持ちや考えに全く焦点が合わず、言葉の表面だけを字面
通りにしか受けとめられない方があります。

Aさん:『これでいいですか?』(上司に確認中)
上司 :『指示と違うけど、わかってる?』
Aさん:『………、(無言)』

産業医面談で、Aさんにこの場面のことを聞きました。
Aさん:『私が上司に疑問文で聞いているのに、上司がまた疑問文
   を返してくるってどういうことですか?学校では疑問文で
   聞くと答えが返ってくると習いました』と少々興奮気味です。

どうやら、Aさんにはニュアンスや会話の流れみたいなものを把握
できない・理解できないようです。上司は『これでいいですか?』
と聞かれたときに『いいえ、違います。私の指示したことと違う
ので、指示がそもそも理解できていますか?あたなの理解している
ことを教えて下さい』というべきだったのでしょうか?

これでは上司も仕事がやりにくいでしょうね。

このような悩みで人事部や労務担当、保健師さんから相談があります。
うまく仕事に適応してくれるときもあります。
こんなことも相談ください。

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辻上周治
専門家

辻上周治(医師)

つじがみクリニック

主治医と産業医とは同じ医師ですが、立場が違います。産業医は本人だけでなく会社からの情報(上司や職場の周囲からの情報)も入手して意見を出します。産業医は中立的立場での見解・意見を提示できるのが強みです。

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