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辻上周治プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

「発展」のための巡視

辻上周治

辻上周治

テーマ:産業保健

快適職場づくりのための巡視

「発展」の段階では、ハザード・リスクの把握によるマネジメントが基本になる。
作業環境も良好であり、生物学的モニタリングも良好であるにもかかわらず、まだ
改善の余地があり、より快適な職場環境づくりを進める必要がある。

作業環境管理の良好(管理区分1)、生物学的モニタリングの分布(分布1)も良好であり
ながらもよりよい作業環境づくりに結びついた事例としては、生物学的モニタリングの結果
を利用したものをあげることができる。自動ハンダ装置のカス取り作業者の血中鉛濃度が
手動のハンダすけ作業者より高くなった。巡視により原因を追究したところ、カス取り作業中に
堆積していた鉛粉じんやヒュームなどに曝露されていたことが判明した。カスを廃棄するとき
には、廃棄缶に局所排気装置をつけ、作業者はマスクを着用することにより血中鉛濃度が
改善した。

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辻上周治
専門家

辻上周治(医師)

つじがみクリニック

主治医と産業医とは同じ医師ですが、立場が違います。産業医は本人だけでなく会社からの情報(上司や職場の周囲からの情報)も入手して意見を出します。産業医は中立的立場での見解・意見を提示できるのが強みです。

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