休職の手引き③

2013年4月4日

テーマ：産業保健

コラムカテゴリ：メンタル・カウンセリング

コラムキーワード：休職　手続き

9．休職中の注意事項（ルール）
・休職中は、主治医の先生の注意をよく守り、療養に専念してください。特に服薬に関しては医師の注意をよく守り、途中で勝手にやめたり、規定量以上に服用したりすることのないよう、ご注意ください。
・外出に関しては特に制限を設けませんが、夜遅くに外出してお酒を飲むようなことは、回復を遅らせますので、控えましょう。
・宿泊を伴う旅行（国内も含む）等は、禁止します。
・競馬、パチンコなどのギャンブルは、回復を遅らせますので、控えましょう。
・病気療養のために休職中であるという自覚を持ち、プログ・ツイッターなどのインターネット上への書き込みで、取引先や他の従業員に誤解を与えたり、不快にさせたりするようなことがないよう留意してください。
・規則正しい生活を心がけ、必ず良くなると信じて、治療に専念してください。

10．リワークについて
　民間・公的施設を含め、リワーク施設に通所する場合は、お知らせください。会社としても可能な限り協力させていただきます。
なお、休職中は労働災害補償保険（労災）の適用外です。リワーク施設での事故、通所中の事故、その他いっさいのケガや病気に関しては自己責任となりますので、ご注意ください。

この記事を書いたプロ

産業医として企業を支えるプロ

辻上周治（つじがみクリニック）

078-881-8888