休養中の面談
その後も、遅刻や欠勤が続いていたようで、また人事が産業医のところへ
相談へ来ました。『産業医面談以降も、遅刻や欠勤が続いており、変わらない
んです‥』とこちらに何かを期待しているような口調です。
勤怠管理などを通して会社としての対応をお願いしていたのですが、誰も関わる
事がなく、全く放置されていました。これでは変わるはずが無いでしょう!!!
仕方なく、当該社員には当面、『フレックスタイムの使用を禁止する』ことで
すすめてはどうかと産業医から人事部長へ提案しましたが、その場を動きません。
理解できていない訳ではなく、そのことを産業医から伝えて欲しいという要望の
ようでしたので、産業医・人事と本人の3者面談をセッティングしました。
面談が始まっても、産業医が中心に話をすすめ(何か違和感を感じながら)、
遅刻等がなくなるまで『フレックスタイムの使用を禁止する』ことで様子をみる
ことで本人も了承しました(人事が主体で話すべきだろう)。
その後、その社員の方は遅刻・欠勤は徐々に無くなり、定時勤務で残業も無く
退社しています。何故だか、今もフレックスタイムは禁止のままです。
そもそも時間管理ができる方に、多様な働き方をしてもらうためにフレックス制
を適応するべきで、今回の例のように時間管理ができない社員にも、一様に、
フレックスタイム制を利用してもらうと、あらぬ方向に行ってしまいます。