休職の手引き④
有機溶剤の取り扱い作業などでは、当該業務への配置替えの際(配置時)に
健康診断を行わなければなりません。
意外と抜けていることが多い健康診断だと思われます。配置時に実施されている
と配置後の健康診断結果と比較することができますが、この結果が無いと困る
ことが多いと感じています。
肝機能障害が有害業務に起因するのかどうかを検討するときに困ります。
貧血もそうです。鉛を扱う作業は減っていますが、まだ残っている作業も
あり、業務との関係性が気になるので、すぐに職場を見せてもらうように
しています。改善が必要な職場には、できるだけ費用の掛からない対応を
一緒に検討するようにしています。